大阪屋 たてものブログ

ヒプノティック・リズム4

IMG_1708-2☆とりあえず、今回で最終回となるヒプノティック・リズムについてすべて書き出してみました。少しづつですが、理解できてくるような感じがしますねぇ。

 

人間は環境から受ける影響によって思考習慣を形成するが、その影響はすべてヒプノテック・リズムによって固定化されることになる。

つまり、環境から受ける影響をポジティブあるいはネガティブな方向に変化させれば、それがまた思考習慣によって元に戻されないかぎり、それがそのままヒプノティック・リズムによって固定化されるわけだ。

ポジティブなものであろうと、ネガティブなものであろうと、自分から進んで環境に身をゆだねていれば、その環境の持つ思考習慣を形成するほど強力になった時点で、ヒプノティック・リズムがそれを固定化してくれるということ。(P334~335)

 

欲望とは思考と呼ばれるエネルギーの塊だ。欲望が感情と結びつくと、その欲望が保存されていた脳細胞が磁力を帯び、その細胞はいつヒプノテック・リズムの法則によって支配されても指示されてもいい状態となる。

脳の中に現れた、あるいは形成された思考が強い感情と、ヒプノテック・リズムはただちにその思考を現実の形のあるものに変換する。脳の中で最も支配的な思考というのは、その人間の持つ最も強い欲望と感情に結びついたもので、ヒプノティク・リズムはそういう意識に真っ先に作用するのだ。思考習慣は同じ考えが何度も繰り返されることによって形成される。(P339)

 

大自然は「何もしない」とか「何もない」とかいう状態が嫌いなのだ。どんな空間も必ず何ものかで満たされていなけらばならず、実際そうなっている。物理的な存在にしろ、霊的な存在にしろ、あらゆるものは常に運動していなければならず、実際運動している。

人間も例外ではない。人間は思考という力を受信し、整理し、凝縮し、表現するために創造された。人間が自分の脳を使って前向きで創造的なことを考えようとしないと、大自然は「何もない」空間を満たそうとして、人間の代わりに脳を使い、否定的なことを考えさせる。脳に「何もしない」ということは許されない。この原則を理解したなら、環境から受ける影響が人間にとってどういう役割を果たしているか、これまでとはまったく違った目で、より深く理解できるようになるだろう。

また、ヒプノティック・リズムの法則の働きについても、さらに理解を深めることができるようになるだろう。ヒプノテック・リズムとは、結局、否定的なものであろうと肯定的なものであろうと、何かしら表現することを通して、あらゆるもの、あらゆる人間を絶えず動かし続けるという法則なのだ。(P341~342)

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同じことが何度も起こるのはなぜですか?伝染病とか不況とか戦争とか、あるいは犯罪の急増とか。の問いに対しての答え→ 流行という、多数の人間が同じものに影響されるという現象は、ヒプノティック・リズムの法則によって引き起こされる。それにより大自然は性格の似通った思考を統合し、集団の行動へと転換するのだ。

 

時間こそがヒプノティック・リズムの法則なのだ。思考習慣を固定化するのに必要な時間の長さは、その思考の目的や性格によって変わってくる。

その使いこなしについては、少しずつ実践で試してみたいと思います。

※ヒプノテック・リズム1~4のリンク

ヒプノティック・リズム1

ヒプノティック・リズム 2

ヒプノティック・リズム 3 

ヒプノティック・リズム4

 

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