☆いとこのお兄さんが半分画家で、家に立ち寄ってくれる時にいつも見せてくれるのがスケッチブック。
今回は堺の「白鷺公園の花菖蒲」です。
いつも5分くらいのつもりで、少し話し込むとあっというまに30分や1時間も時間が経ってしまうのですが、表現技法についていろいろ質問したり、情報交換したり、それがまた楽しいひとときです。
写真でいうと恐らく(35mm換算で)35~40mmくらいレンズを使ったような構図でしょうかねぇ~。
誰もが近所の公園で見る何気ない初夏の情景を、さわやかに心地よく描いているところが気に入ったので、デジカメで簡単複写をこのフォトログに載せさせていただきました。
いかがでしょうかね・・・。
自分が撮るスナップ風景写真でも、肩の力が抜けた力みのない自然体のものがマイブームなので、リンクして波長が合うのかも知れません。
やはり、簡単に描いているように見えても、しっかりした長年の表現技能の蓄積があることが十分に伺えますねぇ~。遠近感や立体感のある線、全体の色合いや、影の色の付け方等も含めて・・・。
とてもいい刺激をいただけました。
絵は1枚を描くのにそれなりの手間暇がかかるので、即物的な写真の表現とは少し技法的にも味わいにも違うところがありますが、
その違いが分かるとまた楽しいので、いつも心がけることは、話をしていて理解でき、受け答えできるくらいにはなりたいものだと思います。
そして時間が許せば、一度、同行させていただいて、最初のモチーフの選択から絵と写真の表現の違いについて学んでみたいと思います。
こうして、色を抜いてモノクロにしてもしっかり描かれていることがよく分かりますね!