大阪屋 たてものブログ

ヒプノティック・リズム 2

R1012155-2☆今回は前回のヒプノティック・リズムに続き、波長同通の法則の使いこなしとして、さらに深く考えてみたいと思うので、続いてヒプノティック・リズムの説明箇所を列記してみました。(あくまで、自分のメモ書きというか参考のための列記です。)

ヒプノティック・リズムは、人間が誕生の際に持っていた遺伝的な身体的特徴を変えることはできない。しかし、その人間がまわりの環境から受ける影響については、修正したり、変更したり、コントロールしたり、あるいは固定化することもできる。(P223)

明確な目標のない祈りには効果はまったく期待できない。明確な目標を持って祈れば、ヒプノティック・リズムを使ってその目標を達成することができる。それがまさしく「無限の知性」の偉大なる宝庫から知恵を拝借するということなのだ。その拝借の方法が何か知りたいか?それこそが、明確な目標を最後まであきらめずに追い求めるということなのだ!(P249)

 

七つの原則というのは、人間がヒプノティク・リズムから自由になり、自分の意識を再び自分のものにするための方法だ。だから、七つの原則とは、ヒプノテック・リズムの犠牲者が、自ら作りあげたその牢獄から自由になるための七つのステップということになる。
つまり、七つの原則とは、霊的にも精神的にも経済的にも、自分のことは自分で決める、つまり、自分の人生を自分で開いていくためのマスターキーだというわけです。(P303)

七つの原則
一、目標を明確にすること
二、自制心をもつこと
三、逆境から学ぶこと
四、環境から受ける影響をコントロールすること
五、時間(否定的な思考習慣ではなく、肯定的な思考習慣を確立し、知恵をつけること)
六、調和(明確な目標を持って行動することにより自らの精神的、霊的、物理的環境を支配すること)
七、警戒(実行する前に計画を見直すこと)

この七つの原則を自由自在に使いこなせたら福音ですよねぇ~。

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大自然が自らの法則を無効にするなどということは決してない。ヒプノテック・リズムを使い、人間から思考の自由を奪っているのは大自然ではないのだ。人間がその法則の使い方を間違えて、自分から思考の自由を手放しているだけだ。木から落ち、地面に身体を強く打って死んだ人間がいたとしよう。もちろん、そこには重力の法則が働いていたわけだが、それでも、その人間が死んだのが大自然のせいだと言うものはいないだろう。重力の法則にうまく適応しようとしなかったのが悪いのだ、とみな思うはず。(P306)

ヒプノティック・リズムの法則は、プラスにもマイナスにも働くということですね。ヒプノテック・リズムの働きによって人間は、自由に考えるという特権を失って奴隷の身分に落ちることもあれば、逆に思考を操ることで大成功を収めることもできる。その違いは、その人間がヒプノテック・リズムの法則にどれほど適応しているかによる。(P307)

 

失敗は人間が作り出すものだ。その失敗が永久のものだと思った瞬間、それは現実のものとなる。別の言い方をすれば、失敗とはその人間の心の状態をいうのだ。故に誰にでもコントロールすることができる。必要なのは自分にその力があることを忘れないことだ。大自然は、人間に失敗を強いたりはしない。ただし、ヒプノティック・リズムの法則によって、人間の意識を満たしている思考は、現実のものとして固定化されるのだ。

言い換えれば、どんな失敗も、人間がそれを永久のものだと考えるなら、ヒプノテック・リズムの法則により永久のものとなる。逆に、成功もまた、人間がそれを永久のだと考えるなら、ヒプノテック・リズムの法則により永久のものとなる。(P308)

結局失敗は、それまで持っていた目標や、その目標を達成するための計画が誤りだったことを示しているにすぎない。それまでただ習慣で歩いていた道がとうとう行き止まりにきてしまった、その状態が失敗なのだ。行き止まりまできてしまったら、その道はあきらめて、別の道を行くしかない。それが新たなリズムを作り出すということなのだ。 

しかし、失敗の果たす役割はこれだけではない。失敗によって人間は、自分が意志の力をどれほど持っているか試される。さらに失敗することがなければ決して知ることのなかった多くの真実を学ぶことになる。また、失敗によって多くの人間が、自制心の重要性を知るようになる。自制心のない人間は、ヒプノテック・リズムに取り込まれたが最後、後戻りすることはできなくなる。大成功を収めた人間を観察してみればわかるはずだ。彼らの成功は常に、過去に経験した失敗の数にぴったりと比例している。(P309~310)

これが「失敗は成功の素」ということわざの本当の意味なのかも知れませんね。

 

個性という抽象的で捉えどころのないものは、何を隠そう、ヒプノテック・リズムの法則が形となって表にあられたものなのだ。別の言い方をすれば、個性というのは、その人間の習慣的思考がヒプノテック・リズムを通して、積極的性格、あるいは消極的性格として固定化されたものなのだ。

思考と行為がヒプノテック・リズムによって複雑に絡み合わされた結果、いい人間、または悪い人間が生まれる。その人間の持っている目的や計画や欲望がヒプノテック・リズムによって現実の形あるものに転換されると、その人間は富に恵まれる。逆に、そういうものをもっていなければ同様にそのことが現実となって貧乏になる。(P312)

 

なるほどぉ~。少しずつですが分かるような気がします。ヒプノテック・リズムの法則とは習慣的思考が固定され一定の形となる性質のことを指すようですね。

つづく。

 

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