☆ナポレオン・ヒル先生の『悪魔を出し抜け！』を読み進めていくと、第６章に【ヒプノティック・リズム】という聞き慣れない言葉が出てきます。「それって、なんじゃらほい？どういう意味？」どうもこの言葉の理解は非常に大事だと思われるので、説明にあたる箇所を以下に書き出してみようと思います。（←聞き慣れない言葉で理解するのが少々難しい(^^;)ので、まずは自分が理解するために列記してみます。）
あらゆる思考のひらめきは、習慣を通して何度も意識の中で繰り返されることにより一定のリズムを作り出す。望ましくない習慣を壊すことは可能だが、それはこのリズムが作り出される前でなければならない。
リズムとは習慣の最終段階なのだ！そんな思考も、どんな体の動きも、何度も何度も繰り返されるうちに、習慣によって、最後はあるリズムを形成する。その段階まで来ると、もはやその習慣を壊すことができない。（P188）
ヒプノティック・リズムとは、一種の自然法則であり、それによってあらゆる環境における波動が決定される。（P204）
ヒプノティック・リズムとは本質的に、精神的なものであれ、肉体的なものであれ、どんな習慣も永続的に固定しようとするものなのだ。 貧困を恐れれば、貧困が引き寄せられる。富を欲し、それを強く望めば、具体的な物や金となって富が引き寄せられる。 それこそが、永久に変わることのない大自然の法則なのだ。（P207)
ヒプノティック・リズムを使えば、自分の目的や計画や目標を何度も思い描くことで、それを現実の形に転換できる。ヒプノティック・リズムは彼らの思考習慣を固定化し、永久的なものにする。（P211)
大自然は、あらゆる場所でその環境特有のリズムを生み出している。そして、そのリズムの及ぶ範囲にあるものは、すべてそのリズムに同調するように作られている。唯一人間だけが思考によって自分独自のリズムを作り出す力を持っている。ただし、ヒプノティック・リズムによってまわりの環境に影響されるようになってしまったら、この特権はもう使えない。
どの家庭にも、どの職場にも、どの町にも村にも、どの通りにもコミニティセンターにも、他とはっきり区別することのできる独自のリズムがある。それぞれの通りを持つリズムがどれほど違うか知りたいのなら、歩き比べてみるといい。たとえば、ニューヨークの五番街と下町のスラム街を！あらゆるリズムは時間と共に永久化される。（Ｐ220)（←身近なうちの近所であれば、あべのハルカス周辺と西成警察の南の三角公園のような比較になるのだろうか。一般に言われるその場の波動、磁場といわれるものだろう。）
習慣が思考のリズムを生みだし、そのリズムによって、その人がいつも考えている内容が具体的なものとなって引き寄せられるのだ。（Ｐ221）
成功した人間はみな、意識的にしろ無意識にしろ、成功を期待し、その実現を強く願うことによって、ヒプノティック・リズムを生みだし、その結果、同調するものは引き寄せられるという「引き寄せの法則」により、願いが現実のものとなる。（Ｐ221）
人生に何を望むのかちゃんと知っていて、それを心に強く願い、その思いを証明するために、欲しいものを手にいれるためならどんな犠牲も厭わないと誓い、さらに、どんな代用品を受け取ることも拒否し続けるならば、ヒプノティック・リズムの法則が働いて、私の願いを引き継いで、ごく自然で論理的な方法によって、それを現実のものに転化する手助けをしてくれる。（Ｐ222）
なるほどぉ～。列記して読み返せば少しは理解出来てきたような感じもしますね。冒頭の写真（図表）は不惜身命2011（Ｐ126）を複写したもので、貧乏神対策を一番分かりやすく、簡単に表現されていると思うので掲載させていただきました。こうしたこともヒプノティック・リズムを深く理解し、使いこなせるようなれば、容易いことなのかも知れませんね。
