☆本日(平成30年10月10日水曜日・曇り時々雨)の休日は、久しぶりにちゃんと休もう。と、いうことで、前回の続きになりますが、リセットというか、涼しくなってきたこともあり、時間を十分にとって「ミニ焚き火」(ウッドストーブ)の火入れ式を行いたいと思います。(笑)今にも雨が降り出しそうな天気ですが、タープが無いので、もし、ザーザー降りで止む気配無しなら撤退しますが、小雨決行で参りましょう!上の写真は、場所の選定後の、ミニ焚き火用にセレクトしたグッズです。いつものディパックと手提げ袋(黒)にすべて収納して持って来ました。逆から見ていますが、基本レイアウトはこんな感じで・・・。シートはふたつおりにして、その上に使うグッズを置きますが、雨が降り出したら、シートのふたつおりの中に入れて、少しでも雨に濡れないようにします。では、火入れ式を行います。用意していた割箸5本くらいを真ん中からパキッ!と折って、焚きつけにします。そして、1本の割箸の先に着火材として、自作のワセリンティンダーをひとつ挟んで、ライターで火をつけ燃焼部に投入します。そこに、用意して来た薪(先日、コーナンで袋詰め購入した木工の端材)を入れ、本格的な燃焼の開始です。祝・初火入れ!\(^o^)/「ミニ焚き火」の火入れが成功し順調に燃え始めましたよ。久しぶりの焚き火ですが、ミニ焚き火でも楽しさは変わりませんね。(笑)
焚き火は場所を選ぶということはありますが、むしろ、こんなにコンパクトなミニ焚き火が、簡単手軽に楽しめるなんて、素晴らし過ぎますね! 向かって左から右に、そこそこ強い風が吹いているので炎が右に流れています。
日本の、ほとんどのフィールド(BBQ会場など)では、地面に「直火・直焚禁止」なので、はじめからローインパクトを心掛けておく必要がありますよね。
今回はフィールドホッパーBK(コンパクトテーブル)の上に乗せて、さらに、イザとなれば、火のついたまま移動が可能なように、ウッドストーブの底に、ダイソーのステンレス食器(大)をカマしています。溝がちょうど合いウッドストーブが安定するので、これはとても便利です。もちろん、灰受けの機能もしていますよ。次にテーブル上のレイアウトを「調理用」に使い易いように変更しました。
フライパンは鉄製は重いので、持ち運びが楽なアルミ製で軽量、裏も表もフッ素コートの17cmのモノを選びましたよ。取っ手部分は熱くなるので、バンダナを巻き付けて輪ゴムで止めています。フライパンにはオリーブ油、左のジッパーバッグには昨晩下ごしらえした、シャウエッセン3本のナナメ薄切り、ビーマン中2個輪切り、タマネギ中4分の1を櫛切り、ニンニクひとかけを薄輪切り。これらを炒めます。おっと、ポツポツと雨が降り出して来ましたよ。このウッドストーブに合った薪のくべ(入れ)方を、考えながらどんどん投入していきます。ウッドストーブのサイズが小さい分、薪のサイズも小さくなり、すぐに燃え尽きるので、こまめに薪を次々と投入する必要がありますね。
うぅ、マジで雨脚が強くなって来て、とてもやばい感じです。この中途半端な状態での撤退は、さすがに辛いものがありますからね!とりあえす、折りたたみ傘をさして、背中を丸めながらやっています。(苦笑)本降りになってきましたよぉ。(>_<) しかし、もう、ここでやめるワケにはいかないので雨天続行します!
追加具材が炒まってきたので、ライフのプライベートブランド、スターセレクトの「大盛りナポリタン」400g(冷凍食品)をここで投入! 家庭でのレンチン用ですが、アウトドアーでも利便性が抜群でお手軽ですよ。フライパンにそのままブチ込むだけでOK!で、大盛りですし。これがまた、まだ凍っていてカチカチで、大きすぎてハミ出てるやんかぁ~。(笑)
仕方ないので、火力をUPさせて、そのまましばらくほっておくと、ようやく柔らかくなってきました。「追加具材+α」のアレンジで、野趣あふれるように豪快にいきたいところですが、すでに、てんこもり状態なので、かき混ぜるのにひと苦労です。(苦笑)伝わりますか? この雨、この水滴が・・・。 仕上げに、追いソースをします。(上の写真のタレビン)合わせ調味ナポリタンソース(デルモンテ・トマトケチャップ9:1オタフクお好みソースを、合わせて大さじ3くらい)と、こく出し用のバター7gを入れて、菜箸で何度もよく混ぜます。この和製パスタの「ナポリタン」の場合のみ、しっかりと炒めた方が美味しくなりますね!最後に、パルメザンチーズをパラパラッとかけて出来上がりです!
実は、玉子を2個持って来ていて、鉄板ナポリタン風に、とき玉子を最後の最後に入れたかったのですが、あふれ出しそうだったので、残念ながらやめました。(苦笑)では、いただきまぁ~す。いやぁ~これは、熱々で激ウマですよ。(笑)
ニンニクの風味、バターのこく、追加のナポリタンソース、パルメザンチーズで一段と濃厚な味わいになりましたよ。そして、この雨の悪条件も、みごとに美味しいスパイスになっている感じです。
ミニ焚き火の大盛りナポリタン、大変美味しゅうございました。ご馳走様でした。
雨が降って正直、肌寒いくらいなのですが、逆に、このミニ焚き火が引き立って、暖かくてとても気持ちいいんですよ。自分の中の少年が、野生が少し蘇るというか、取り戻すというか、印象に残るキャンプらしい雨天ディキャンプとなりましたよ。
今後のミニ焚き火に期待できるので、楽しみになってきました!そんなこんなしているあいだに、しだいに雨脚が弱くなってきました。最後に沸かしたお湯で、ホットピーチティーを飲みたいと思います。使用レビューとかで、二次燃焼等、燃焼効率の高さを述べている方が多かったのですが、今、燃焼部をこうしてのぞいてみると、それを実感しています。
ほとんど燃え残りがなく灰になっています。用意した薪は3分の2ほど使用しましたが、この完全燃焼の心地よい燃え方も、とても気に入りましたよ。結果、消し炭や灰の始末がほとんど無く、楽になるということです。では、ホットピーチティーを飲んで撤収いたします。前を見ると、なかなかのディキャンプ環境で、印象に残る条件下で「ミニ焚き火」(ウッドストーブ)の火入れ式を行うことが出来ました。また「ミニ焚き火」を思う存分に楽しませていただき、ありがとうございました。
何らかのご参考や、よい刺激が少しでもあれば幸いです。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。