大阪屋 たてものブログ

SONY NEX-5Tを、1年間使ってみて。

☆いつものポタリング時のお散歩カメラとして、SONY NEX-5T丁度1年前に導入したのですが、高級感は無く、少々、プラスチィッキーでチープながらも、軽くて小さくて持ち出し時に、何の気兼ねも無く、ディパックにポン!と、気軽にほうり込んで持って行ける良き相棒として、予想外の大活躍をしてくれています。

画像としての質も現行機種に遜色ない感じで、Amazonで「非常に良い」クラスの中古での16~50mm標準ズームレンズ付で、現在¥35,000円位を目安にした購入は、非常にコスパが高い!ことが挙げられます。十年以上前の機種でオールドミラーレスAPS-C機ですが、その当時の爆発的大ヒット作ですから、中古市場も玉数が多く、今でも入手し易いというのも有難いです。

他のカメラで感じない特別なことは、使用コストにおけるコスパが高いことが影響してか、撮影時にはある種の「痛快感」も、味わっています。

昨今の時代に則して考えると、「新品で高価なカメラを使うから、良い写真が撮れるのだ!」「それが今のトレンドでお洒落なのだ。」というメーカーサイドのCM、宣伝・PRや、今では、youtuberのインフルエンサーによる意図した流行り、商売文句等に乗せられ鵜呑みにすることもなく、「名を捨て実を取る」と言ったことわざのように、

それとは別に、基本的に無駄遣いをせず出来るだけ低ランニングコストで、画家のデッサン風に、 単なる「複写」スナップ撮影を維持・継続し、正命(ライフスタイル)でもって、気軽に、思い存分愉しめることの「痛快感」も、味わっている。と、いうことです。

最初は愛機のFuji X-E4のシャッター回数を減らして、少しでも愛機を永く使いたい。と、いう発想で、サブカメラ的な位置づけでの使用で、伏兵の様な扱いだったんですが、すでにそれ以上の感じで心地良く使えていて、

X-E4のJPG画像とNEX-5TのJPG画像を相対的に見比べても、何ら遜色なくFuji特有の「フィルムシュミレーション」の色調エフェクトが、あるなしの差だけのような感じがしていて、ある種の驚きを感じています。6月には外付けEVFまで買いまして、一段と使い易くなりました。

SONYの撮像素子APS-Cサイズのミラーレス機では、未だ最小最軽量でもうこれ以上の小ささ軽さのモノは、今後まず出て来ない感じなので、場合によれば、さらにNEX-5Tもしくは5Rあたりの色違いのシルバーやホワイトを買い増しして、予備機を増やし、各種小型軽量の単焦点レンズ等も揃え拡充して、ずっと使い続けられるようにしたい。とも思いはじめ(妄想ですが。)ています。

NEX-5T の後継機にあたる今の機種となると、強いて言うなればVLOG CAM ZV-E10以降になりますが、動画主体のビデオカメラにスチルカメラ機能が付いた感じになっていて、付属物も揃えたら10万円は下らないんじゃないでしょうか。単に普通の写真撮影が出来れば良く、たまにしか動画撮影が必要ないのなら、個人的には余り必要がない感じです。

やはり、お散歩の相棒には、レンズ(標準ズーム・望遠ズーム等)を含めたトータルでの嵩や最小最軽量などの軽く持ち出す気軽さが、その動機として必要で、それでいて画質が気に入って良い!と、なれば言うこと無しです。

あとは個人的にNEX-5Tと相性が良いか否かですが、これも1年間もしっかりと使用すると、長所、短所もよく分かって来て愛着が沸いて来ているくらいなので、文句のつけようが無い領域まで来ています。典型的な、嬉しい誤算ですね!

この愛着というのが、触媒の役目を果たしていて、撮影者とカメラの一体感を形成するんです。

たとえば、プロのバイオリニストと、愛着のあるバイオリンが奏でる音楽を結果(成果)とすると、視聴者を魅了する音色は、その一体感から生まれるものだそうで、そうなると、日頃の鍛錬やトレーニング(ルーティン)が、実に、大切になって来ますよね…。「凡事徹底」とかと言われる、そういう理屈ですね…。

結局、写真愛好家というのは、撮影行為そのものが好きで、写る画に満足出来て、カメラはその道具として手に馴染んで、自分なりの使いこなしで、自らの思うように自在に撮れる(写る)ことが、有難く嬉しいものなのでしょう…。

単に、マニアックな高級機で撮影しないとダメだ!というものでは無いということすね。やはり、語源のアルファ(α)が強く影響して、始原の神アルファ様の偉大さを、理解出来うる範囲で、今、かいま見させて頂いているのかも知れません。

あと、あまり使用していない、マイクロフォーサーズ機のPanasonic LUMIX GM-1や、フルフレームのSIGMA fp等のこともありますが、すでにそれなりの深い愛着が沸いています。外には持ち出してはいませんが、たまに、引っ張り出して来て、コレクター風に触れて、愛でていたりもしますので、それはまた別の機会で…。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

※追 伸  (令和6年12月24日)

上記で、NEX-5Tの買い増しを考えている。と、書きましたが、さらに本日、急に思い付きまして、その前に、一度、完全に退役し、引退させたNEX-7(その当時のフラグシップ機)を、昔とは違う使い方で「新復活させてみよう!」という考えを新たに思いついた。と、いうことです。

NEX-5Tと比べて、接触性能(手に持った感じ)は格段に上で、元フラグシップ機だったこともあり、相対的に、確かに高級感があって、外装がマグネシューム合金で、堅牢で剛性が高く、グリップには手に吸い付くようなゴム素材を採用し、背面に並ぶ2つのコントロールダイヤルはローレットのピッチにまでこだわったアルミ合金の削り出し。安っぽくはないですからね…。

高精細のXGA有機ELのEVF(エレクトリック・ビュー・ファインダー)が、本体に内蔵されているところも良いですね。ただし、古いけれども。2台のNEX-7を所有していますが、そのどちらも、特に、故障個所等もありませんし、普通に使えている状態ですので、実用上は、まず問題ないでしょう…。NEX-7を「どう新復活させるのか?」を、少し考えてみたいと思います。

単なる「買い増し発想」そのものには、何の面白みも工夫もないからでしょう。死蔵機材を無くす。または、減らす。という意味において、新たに有効なデジカメ活用方法での使用を選択した方が、より良い結果、「新復活」を生むのでしょう…。

何かシルバー人材(カメラ機材)センターの所長さんにでもなった気分です。(笑)

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