
☆愛機のFuji X-E4のレンズ3本を組み直して、従来の「デジカメ機材の揃え方」から、ブラッシュアップし「新デジカメ機材の揃え方 2026」として記事にして残しておこうと考えましたよ。
前回は、基本に立ち返り初級者向けのオーソドックスな選定で、レンズ構成は、デジカメ本体と単焦点レンズ(コンパクトプライム)の組み合わせで、極力小型軽量、シャープな写りを主軸に考えたもので、通常の撮影ではF値を絞り込んで、9割くらいはF11あたりで撮っていたります。
数年使用することによってFUJIFILMのデジカメそのものに十分に慣れて来ましたので、 今回は、どちらかというと中級者向けのレンズ3本を組み直して、今までとは少し違う視覚のスナップ写真を撮れるように考えてみました。
そもそも、そういう予定をしていたのでは無く、11月中頃に実はこのレンズ3本の組み合わせを、急にヒラメキ!というか『思いつき』まして、サイズや重量等を吟味してみて、じゃその組み合わせで2026年は、それを中心に使って撮ってみようかという気持ちになりました。その辺が動機でしょうか…。
予算組をしていなかった為、急遽、2本のレンズを追加で入手しましたが、さすがに贅沢な選択は出来ませんので、すべて中古でこなれた値段になっているモノを選んでみましたよ。これで2026年のスナップ写真撮影も、思う存分に愉しめるんじゃないかと考えています。
冒頭の写真にありますように、3本のレンズから見て行くとします。左から
超広角・広角系 1. Fuji X-E4+SIGMA10-18mm F2.8 DC DN
標準・マクロ系 2.Fuji X-E4+XF30mmF2 R LM WR MACRO
大口径中望遠系 3.Fuji X-E4 + SAMYANG AF 75mm F1.8 X
となります。では、個々に見て行きましょう。

超広角・広角系 1. Fuji X-E4+SIGMA10-18mm F2.8 DC DNですが、
元々好きな超広角・広角系のズームレンズで、通常では建物の全体像や建物の室内等を撮る時によく使うことがあります。すでに、不動産屋の仕事柄、趣味と実益を兼ねた使い方の出来るレンズでとても重宝しています。
狭い路地や空間、極端なパースを付けた写真を撮りたい時などに適しており、このレンズはレンズ設計も新しく非常にシャープな写りを見せてくれます。

標準・マクロ系 2.Fuji X-E4+XF30mmF2 R LM WR MACROは、前々から気になっていたレンズです。従来の単焦点レンズの組み合わせで、Fuji X-E4+XF27mmF2.8 R WR(パンケーキ) と、入れ替えて使えばどうかと考えていた実用的な標準・マクロレンズです。
標準・マクロ系では設計も新しくLM(リニアモーター駆動)でインナーフォーカスも相まって、「AFが素早く決まる!感じ」のポテンシャルを持っています。
レンズフードを外して、レンズの先端から1cmくらいまで近接撮影が可能で、小さな被写体との接近戦も軽々こなすと思うので、かなりの期待をしています。

大口径中望遠系 3.Fuji X-E4 + SAMYANG AF 75mm F1.8 Xは、ケンコートキナー扱いの韓国製造のSAMYANG(サムヤン)と言うメーカーで、はじめて韓国系のレンズを使用します。
この小型のFuji X-E4に似合ったサイズと重量の、この大口径中望遠レンズを見つけたことから、今回の「新デジカメ機材の揃え方 2026」を記事にする、最初のきっかけとなったレンズです。
すでに手持ちの単焦点中望遠レンズ、XF50mmF2 R WR(フルサイズ換算75mm)に対して、SAMYANG AF 75mm F1.8 X(フルサイズ換算112.5mm)になり、もう少し望遠で撮れるところに注目し、過去にPENTAXの77mmをAPS-C機でよく使っていたこともあり、これに近い感じの中望遠画角となりますので、ああ、それなら採用っていう感じで決まりました。
この好きな画角の3本のレンズ組み合わせで、スナップ写真を撮れば少なくとも「写真表現」が普通にUPするに違いないと思いますし、さらに望遠・超望遠ズーム系のXF70~300mmとテレコンを加えると、APS-C機のスナップ写真では、最強のレンズ構成で使える様になると考えています。
レンズ交換式のデジカメは、レンズ交換のたびに、見える世界が変わり、その表現も変わります。それが視覚的な豊かさとなり、デジカメ本体の「付加価値を高める 」最大の手段になります。それを写真愛好家の間では「レンズ資産」と呼んでいます。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。




