☆今回は、手持ちのFuji XE-4を事例に、「デジカメ機材の揃え方」を簡単にご説明したいと思います。カメラ初心者以外は、誰でも知っているような内容ですが、特に半導体不足でカメラ本体やレンズまでも品不足というか、未だ入手困難な状態が続いているようなので、その間慌てて、不要な買い物、無駄な買い物をしないためにも、再確認の為に記事にしたいと思います。
まず、最初に冒頭の写真は、Fuji XE-4(ボディ本体)に、XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ 焦点距離23~69mm相当(※35mm判換算)の標準ズームレンズ付きと、 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II 焦点距離76~350mm相当(※35mm判換算)の望遠ズームを、ひとつの「撮影システム」と考えて、「Wズームのレンズキット」として揃えたもので、 標準域から望遠域までの焦点距離をカバーするという意味において、1番汎用性の高い、無駄の無い基本的なデジカメ機材の揃え方になります。
それを携行し易いように、専用のカメラバック類に入れるか、このように、ある程度のクッション性の高い袋にカメラとレンズを入れて、私の場合は、さらに、ディパックの中に入れて携行しています。
100均で購入した裏起毛のチャック式の袋です。これら機材に付随する、予備電池やSDカード、クリーニング用品等も入れています。
こんな感じに、まとめています。
特定の被写体に限定したデジカメ機材では無く、スナップ写真のように、広く応用が利くという意味において1番無駄の無い合理的な撮影システムを考えて、メーカー推奨のモノを、まずは揃えて行くというのが大事ですね!
次に、3本の単焦点レンズで、広角・標準・中望遠域をカバーする、メーカー推奨のエブリディカメラとして、XF16mmF2.8 R WR 焦点距離16mm(35mm判換算:24mm相当)と、XF27mmF2.8 R WR 焦点距離標準27mm(35mm判換算:41mm相当)と、XF50mmF2 R WR 焦点距離50mm(35mm判換算:76mm)をひとまとめにして、ひとつの「撮影システム」と考えて、建設的な気持ちで揃えてみました。
ただし、現在は、XE-4のカメラ本体は1台のみなので、「Wズームのレンズキット」 の方と、共用で、使いまわしですが。(苦笑)理想は、もう1台あれば、2台体制がとれるので、ほぼ完璧でありますが。
この3本の単焦点レンズ のうち、 XF27mmF2.8 R WR をテスト撮影で撮った、「クラッシックネガで紫陽花②」くらいで、これらのレンズを、まだ、本格的に使用していませんが、豊富なFujiの単焦点レンズ群を、豊かな気持ちで心地よく撮影できるというのは、
決して高級機ではないミドルクラスのX-E4が、銀塩のライツミノルタCLやミノルタCLEの再来としてのデジカメM型ライカのレンジファインダー風(OVFではなくEVFですが)にクラシカルに使えるのが、お洒落で贅沢なオマージュ感満載で、かなり気分がよいものですよ。
カメラと小ぶりなレンズ3本が、見事に軽量コンパクト収まります。元々、最初からこれらの単焦点レンズで揃えたかったのですが、その当時(去年の12月頃)、今以上に、思うようにカメラとレンズが入手困難でしたので、仕方なく上記の「Wズームのレンズキット」で代用して来た経緯があります。
思い返すと約8ヶ月前に、このFujIのXE-4は、初のFujiのデジカメ使用でしたが、撮影の実際には「Wズームのレンズキット」でも何の支障もなく、予想以上に十分に思うような撮影が可能でありがたかったです。
意外にも、キットレンズの割に良く写る、使えば使うほどに愛着の湧く、お気に入りのカメラとレンズの組み合わせになりましたよ。(笑)今までのカメラ以上に、Fujiのデジカメへの惚れ込み方が、不思議と尋常じゃ無いんですよね。
専用のカメラ・レンズケースに入れて、それを、いつものディパックで運ぶという感じで使用しています。この3本に、さらなる望遠域が必要となれば、別途、 XC50-230mmF4.5-6.7 OIS II 焦点距離76~350mm相当(※35mm判換算)の望遠ズームを1本追加して持って出れば、大抵のスナップ撮影は、ほぼカバーできると思います。
さらに、追加して揃えるとすれば、余裕があれば「超望遠域」と「超広角域」のレンズ を、徐々に揃えていけばよいということになります。
ごくごく、当たり前のセオリー話に終始しましたが、心地よい撮影を続ける為には、撮影機材の選択は非常に大事であると思います。
持ち出しサイズや重量を総合的に考えるとAPS-C機で、出来るだけ永く使い続けたい!と考えますので、厳しい時代を乗り越え、万一、電子部品の不足等により、機材の供給が困難になったとしても、これから先10年くらいは、FujIのデジカメのAPS-C機を使い続けられるでしょうかね。すでにヤバイ感じがしていますけれども・・・。
それくらいを想定して、今、デジカメ機材を揃えようとしています。物理的に、少々故障等があっても、使い続けられるようにしておきたいです。
語源から、天御祖神様の霊峰富士山の「富士」、富士王朝の「富士」でもあるので、そうありたいと強く願っています。ちなみに、キヤノンは「観音」で、ソニーは「アルファ」で、OMソリューションズのオリンパスは、今、名前が消えかかりつつありますが、確かに「オリンポス山」ですからね!
「あやかる」というのも、その人の信仰心に繋がる心の現れでもあると思うので、無視できないものがあるのは事実ですよ! XE-4の使い始めの時期と、その背景にある「メシアの法」発刊時が、ほぼ同時で、不思議とリンクしていたりとかもね・・・。決して偶然は無いですし。
以上、「Wズームのレンズキット」で揃える方法と、「3本の単焦点レンズ」で揃える方法の基本的な2種類をご紹介しました。これらが私の考える「デジカメ機材の揃え方」です。何らかのご参考になるところが、少しでもあれば幸いです。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。
※追 伸
- 「Wズームのレンズキット」と、2. 「3本の単焦点レンズ」 の使い分けですが、1.は、ズームを駆使してシャッターチャンスを優先して撮る場合、たとえば、ポートレートやスポーツ、お祭りとか、被写体が動くモノや、スナップ写真や旅行や散歩などのズーム機能を使い、気軽に撮りたい時に、使用しますかね?
- は被写体が静物など、レンズ交換が少なく、じっくり被写体に向き合い、考えてゆっくり撮る場合に特に有効で、構図を考え、被写体に対して、前後左右に撮影者の自分がまめに動く必要がありますし、変化のある画を沢山撮りたい場合は、レンズ交換もまめに撮影現場でする必要もあるので、レンズ交換がし易い場所やシチュエーションでないと扱いにくいですね。どちらかというと2.の方が扱い方は難しく、初心者よりベテラン向きだと思います。
※結論、通常は、気軽に撮れる1.で十分ですね。2.は動きものではなく、被写体が静物で、構図に拘りを持ってじっくり対峙する場合など、心に余裕を持って撮影に臨める場合に特に有効だと思います。