
☆まるで映画のセットの様な、大阪的には吉本や松竹新喜劇のセットの様な、激渋のお店の面構えや全体に醸す雰囲気が、何かとても惹かれるところがあって大好きなので、以前、撮った写真が、『bleach bypass』の画像エフェクトの練習している時に撮って以来の、実に10年ぶりの撮影です。中で食事をしたことは2回程度で、うどんを食べたことがあります。
残念ながら、この12月30日に閉店ということをネットで知り、最後にもう1枚撮り収めたい!と思い「西成は山王」にやって来ましたよ。正確には、「山王市場通商店街」です。
昭和25年創業で75年もの歴史があるそうで、還暦の私よりも15才年上のおっちゃん(おじいちゃん)感覚のうどんそば丼物一式「助六」さんです。
貴重な昭和の遺構がまたひとつ失われるのかと思うと、これまた切ないというか「諸行無常」が心の内に広く漂います。この世の三次元では、恒常的なるものは無く、何ひとつ止め置けないことは重々承知しておりますが、「せめて写真に撮って記憶に止めたい!」と無意識に思っているのかも知れませんね…。

ここぞ、という時のカメラは、愛機のFuji X-E4+SIGMA10-18mm F2.8 DC DN を持ち出して、たまたま、歩行器で歩くおっちゃんを入れて一発必写で、スナップ写真に収めることが出来ましたよ。
この場所の地域性も含めて、この街の味が出せるのでおっちゃんの添景参加には、本当に有難く心より感謝致します。
助六さん、長年、地域の皆様から愛されて、ご活躍頂きましてお疲れ様でした。私的にも、きっと地上での貴重な思い出となると思います。ありがとうございました。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします、




