☆前回のつづきです。記事の尺が長くなるので分けて掲載しました。
この冒頭の写真は、津守駅と木津川駅間を超望遠ズーム E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSで撮りました。2200系の角ズームが向かう先には大きな踏切があって、ちょうど大型トラックが横断中ですね。超望遠レンズによる圧縮効果が活かされるように、汐見橋線沿線の雰囲気を、ひとめで分かる様な写真にしましたよ。
どうも、阪神電車のジェットカー(5001型)青胴車も、この2月10日で引退らしく、そちらにも撮鉄さんたちが、今、大勢行って撮影しているらしいです。確かに、阪神電車の青胴車もレトロ感満載で名残惜しいです。
私も、もし阪神沿線に住んでいたら撮りに行ってたかもです。下町情緒抜群な沿線ですからね!夏に杭瀬に行って散歩したことが懐かしく思われます。
前々から、汐見橋線で撮るならここか?と思っていた国道26号線と立体交差するところで、この2200系角ズームを撮ることができて、よかったなぁ~。と、思いました。
たまたま国道26号線上に走る自動車の数が少なく、写真として成立する状態で撮れたことと、道路上に表された黄色の50Km制限速度文字を、画的バランスがとれるように上手く写し込めたことも、よかったですね…。
向かって左、進行方向の車体の先端が、少し、 被写体ブレを起こしていますが、多少、動感も出て、これはこれでよしとしましょうか。
たまたま歩道の信号機が青で、おばちゃんのママチャリが交錯するところも重ならず、典型的なシンクロ(共時性)を伴う、絶対非演出なスナップ写真となりました。
真ん中奥に見える背の低い1.8mのガード下と、この歩行者用横断歩道を通って、地元の方のお買い物等の生活道路として、今でも頻繁に利用されており、その息遣いが2200系角ズームと共に少しでも写れば…。と、考えましたよ。
地域特性も出したいので、踏切横の精肉マル八ホルモンさんを入れて、どうしても撮りたかったんです。
西成では居酒屋ホルモン店は沢山有りますが、精肉(お肉)屋さんで、ホルモン焼きも売っているところは、もう、ほぼ、ここしか無いのでは無いかと思います。
2200系角ズーム が、向かって右に進んでいますけれど、すぐ上の写真と比較して、どちらの写真ががよいでしょうか?
実際にホルモン焼きコーナー前に、自転車を止めてホルモン焼きを買いに来ているお客さんも写りました。垣根が低く100g単位で販売中です。
西天下茶屋駅のホーム全体を含めて、ふつうな目線(目高)で撮りました。駅舎もホームも、ひなびたレトロ・ローカルな佇まいが、たまらない駅ですよね!調べると西天下茶屋駅は、1915年(大正4年)9月18日 に開業とのこと。
ホームで停車している列車撮りの定番というか、図鑑のように列車を撮る(複写する)とこんな感じでしょうか?今回はホームからスロープで下に降りて、低い位置から撮りました。ホーム上でよくしゃがんで下から撮れ!という写真家が多いのも、ああ、なるほどぉ~。と、頷ける感じですね…。
まだ、思うところ、とりあえず撮り切った。と、言えるところまでいっていないので、次の機会を求めるということになるのでしょう。汐見橋側の方でも、少しくらいは撮ってみたいですし…。
正命(しょうみょう)ライフスタイルにポタリングの軽い運動を意図して組み込んで、おまけで、好きな「スナップ写真」が撮れるって、とても贅沢な感じなんですよ。心に余裕が生まれる感じがしますね…。
2200系角ズームをスナップ写真の複写撮影の題材にしつつも、汐見橋線沿線の街を再発見して、愛するという体験させて頂いているのだと思います。
気分よく・サクサクッと、さらりと参りましょう…。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。