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☆さて、特定の場所を「撮影スポット」として考えてみて、最終的に写真として成立するような画が撮れるか否か?が、勝負の分かれ目なのですが、汐見橋駅ホームの最南端で、入って来る「2200系 角ズーム」を、まず、E 70-350mm F4.5-6.3 G OSSで撮ってみましたよ。撮影日は、令和7年2月4日の午後です。
後方を見ると少し線路がウネウネしていますよね。その形状が面白いですよね!真っ直ぐもいいけれども、小さく曲がりくねっているのが、背景として面白いです。
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同じく望遠ズームで、冒頭の写真の少し手前の下、線路のXを単純に造形的に美しく撮ってみました。
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ホームの屋根を支える柱と梁は、古レールを曲げて凝って作ったもので、汐見橋駅開業当時には、費用も贅沢にかけて作られたのではないでしょうか?
古い木のベンチと共に、ホーム内を撮ってみました。構造物として見ても貴重な遺産になると思いますね…。
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汐見橋駅の開業が1900年ということです。駅舎構内はこのようになっています。
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「2200系 角ズーム」を入れて写すとこんな感じに…。汐見橋線らしさ汐見橋駅感が、もろに、滲み出ているんじゃないでしょうか?
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ワンマンカーゆえ、運転士さんが指差し確認で列車の後方を目視し、出発前のチェックをされています。列車を運行する者の「責任感」を垣間見た感じがしましたよ。
前々から言ってます、真説・八正道的には、しっかりと撮りたい被写体の対象をよく観察する「正見」「正思」で、運転士さんの心の内の「責任感」を感じるに至った。とも言えますでしょうか…。
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では、時間が参りましたので出発です。
図鑑の定型写真のように撮ろうと、しゃがんで撮りましたよ。
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最後まで見送ったのですが、踏切の通行人をバランスよく前景に自然に配置し、望遠ズームの圧縮効果で、架線柱や架線、踏切の遮断確認の信号機等も含めた少し複雑な画づくりと、夕照による柔らかい斜光線により、画面全般に、よい雰囲気が醸し出せたのでは無いかと思います。
また、SONY α6500という少々古いAPS-C機ではあるものの、高速連写機能の秒間11コマのHi+でないと、撮れないシーンであったことも、正直に伝えておきたいと思います。
まぁ、やっていることと言えば、千本松渡船場を中心とした大阪・木津川流域の河川港湾のゴジャゴジャっとした様子と、ガット船等の船舶を絡めて、その様を心地よく撮る。と、いったことと、「同じパターンだ!」といえば同じなんですけれどもね…。(笑)
まだ、アップ出来る写真はもう少しありますし、また、他に撮って見たいところが、少し出て来ましたので、それもトライしてみたいと思っています。
気分よく・サクサクッと、さらりと参りましょう…。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。