☆最近は堅い記事も多いので、お気楽、お楽しみ「春休み特別企画」として、エスビットのポケットストーブ(通称:ポケスト)で固形燃料使用による「ミニマム・一人焼き肉用セット」を考えてみました。(笑)
『これからの時候にはもってこいの、アウトドアーでお楽しみいただける何らかのキッカケやヒント、後押しになれば幸いです。』
その実践投入前のテストと、ちょうど桜の満開時期が同じになってそれなりに面白い。
しかし、今日のような休日でも午前中は「仕事」で午後からしか動けないので、大阪市内はバーベキュー禁止の公園が多い中、バーベキューOKの公園でもドンチャン騒ぎの宴会人混みはさすがに困るし、「どうしようかなぁ?」と考えました。
自転車ポタリングで手っ取り早く、人に迷惑をかけることのない場所の大和川の河川敷に行って、それなりのロケーションの場所を探して、こっそり「一人焼き肉」で、焼き肉弁当を作って食べてみることをハタと思いついたのでやってみました。(笑)
「人通りが少なく、おお、ここならばええ感じ・・・」桜が満開(冒頭の写真)あたりの土手の階段を選びました。大阪市内の桜(染井吉野)は、おそらく今日がピークなんでしょうねぇ~。
上流の方を見るとこんな感じです。階段に座って正面を向いて対岸を見ると・・・。更に下流の左を向くと・・・。視界爽快のなかなかのロケーションで気分がいいですね!
スピリチュアルで考えると、風水のように大和川の上流から下流に流れる「気」の流れも大いにあるのかも知れません。
さて、仕入れてきた食材等をディパックから出して、いざ、始めようと思ったら、あれっ、ない、ない、ない。(汗)肝心の「固形燃料」を家に忘れて来てしまった(>_<)
さすがに家までとりに帰るわけにはいかないので、自転車に乗って「固形燃料」を買いに近所のスーパーに飛び込むと、内に併設された100円均一SHOPで見つかって助かりホッとしました。街中ではCB缶(ガス)並みに「固形燃料」も入手し易いことがよく理解できました。では、気をとりなおして・・・。
これが「ミニマム・一人焼き肉用セット」です。「ミニ・スキレット」(ダイソー:200円イモノ四角取手付皿)の中にエスビットのポケストを入れると、みごとにシンデレラフィット。(笑)もちろん事前に、シーズニング済みです。
「風防」(ダイソー:アルミパウンドケーキ型S 6枚入)は、底の部分にハサミで穴をあけ三つ折りにしたもの。
「ハンドルカバー」(ダイソー:革製ライターケース)も本来の使い方ではないですね。
「メッシュケース」(セリア:メッシュケース A6)取手の部分を出す穴をハサミであけました。
※注意:「風防」ですが、気温が低かったり、風が強かったりすると極端に「固形燃料」の機能が低下しますので、実用的に【野外】では何らかの「風防」が必須と考えるのがよいと思います。これで「ミニマム・一人焼き肉用セット」のセッテイング完了です。
注意:ポケストに同封されているエスビットの固形燃料を使用するとイヤな臭いと黒い煤が沢山出て、本体やクッカーがヤニのような大変落ちにくい酷い汚れになるので、焚き火時の着火剤に使うのが好ましいです。酷く汚れても平気で構わないならその限りではありません。
いろいろ比較検討しましたが、100円均一SHOPの「固形燃料」では株式会社友栄製のモノが使い易いですね。燃焼後はロウのような燃えカスが少し出ますが、アルミの受け皿を捨てるだけでOKです。受け皿のない固形燃料は何か受け皿を用意するとよいと思います。では、牛肉を出して焼き始めます。
今回は残ればジップロック(ジッパー付きのビニール袋)に入れて持ち帰るので、食材の買い出し時には出たとこ勝負で「適当」に、細かいことを気にせず、食材等、多めに買っても大丈夫なようにしています。牛肉は最初に3つにカットして、ひとつづつ3回に分けて焼きました。ひとつは10分~15分くらいあれば十分に焼き上がりますね!焼きながら食べやすいように、さらに一口大に4~5にナイフでカットしました。
別に買っていたおにぎりとサラダを使い捨てトレーに盛りつけておいて、最後に焼きたての牛肉を盛りつけ『焼き肉弁当』をこんな感じでいただきました。(笑)
結局「肉を焼くことだけに専念」して、あとは盛りつけるだけにして超簡単にすると失敗はないし、手間のかかる煩わしさでイヤな気持ちになることもありません。
割り箸や使い捨て食器はもちろん洗い物を減らし、「ミニ・スキレット」のみキッチンペーパーと大判のウエットティッシュで汚れを拭き取り、家に帰ってから洗い乾かし最後はオリーブ油を薄く塗って、錆がでないように軽くメンテしました。開始から片付け終了まで約1時間ほどでした。気候条件に大きく左右されますが、今回、焼き肉に使用した「固形燃料」の数は30g2個で余裕でした。
ファミレスの「カウボーイ家族」などで2000~3000円程度で販売されるステーキ(サラダバー、ドリンクバー等を含む)相当の「肉質」だろうと思いつつ購入・・・。
コストや満足感、準備や片付けの手間暇等の比較、好みの味付けの掘り下げも含めて、総合評価は変わってくると思いますが、趣味・嗜好の多様な価値観の勉強にもなります。
実食では150gくらいが限度かなぁ~。年齢的に昔みたいにもうそんなに多く食べられないですね。量より質になって来ているのでしょうねぇ~。すべて焼いたあとの食べ残りは持ち帰りました。若い方ならペロリと全部食べちゃうかも知れません。
味付けは最初に「ステーキのタレ」(肉を焼くときに)+「おろしポンズ」(焼いた肉をつけて)で上品あっさり系で食べることを考えたのですが、このプチッとステーキはタレの味が大人しく弱い感じなので、しっかり、塩コショウした方がいいですね。
できるだけお好みの味に近づけるためには、写真右上のスパイスミサイル(携帯用調味料入れ)が6種類もの調味料が使えるので便利ですね。
おろしポンズの方は、セブンイレブンで見つけた「柑橘おろし」(マイルドぽんず系のドレッシング)に、焼きたての牛肉をつけて食べたら美味しかったですね!もちろんサラダのキャベツにもOKですし・・・。お気に入りになりました。
ご馳走様でした。
そして満腹の後はGRⅡを取り出して・・・。 少し、桜(染井吉野)を愛でて、大和川にも感謝して・・・。
『美しいだけじゃない。「桜」が日本の象徴とされている本当の理由』という、記事を見つけて読んでみたのですが、なかなかのよい記事にとても感心しました。
いかがでしたでしょうか?
今回は「ミニマム・一人焼き肉用セット」のテストを兼ね、ポケストで「焼き肉弁当」を作り、アウトドアー(外飯)を楽しみましたが、アウトドアーで自然と親しみ楽しむ機会や誘いとなり、何らかのご参考になれば幸いです。帰り際、おっと、大好きなJRのはるか号遠望を白黒(TE)セピアで・・・。今晩は大事な打ち合わせ等があるので、いい気分転換になりましたよ~。