大阪屋 たてものブログ

「話し合い」

R0000281-2☆今日の午前中は、弊社のお客様T様がある案件について相手方のY様と「話し合い」をしたい。とのことで、平成28年1月17日(日)のAM10:00~の日時指定で、弊社事務所を「話し合い」の場としてご提供させていただきました。

日頃から、お客様にはよく弊社を「話し合い」の場として賢くご利用いただいていますが、今回はとても優秀なお客様で、すでに私から別段アドバイスすることもなく、ご自身で下調べや段取り等を組んで事前準備も用意周到。(今回の案件の詳細内容は割愛します)

本当に場所をご提供させていただいただけで、結論から先に述べると、相手方のY様と「話し合い」して、数十万円の金銭的なやりとりで解決の運びとなりました。

もちろん、他にT様の義理の弟様(建築のプロ)や、リノベーション事業等を誠実に展開していらっしゃるI社長も適切なオブザーバーとしての助言もあり、話がこじれずに事なきを得ることができました。いつもながら私も緊張する数時間でしたが、よい解決に導かれて本当によかったと思います。

今回のように問題の当事者双方が会って「話し合い」できる状態の場合は、お互いしっかり話し合って解決するのが望ましいのですが、どうしても第三者の専門家を立て紛争を解決する必要がある場合は『ADR』を利用する方法が一番費用がかかりません。ただ、時間はかかります。

また、「話し合い」出来ない場合は、はじめから『訴訟』を起こすことになります。そうなると弁護士費用等も当然に発生するので、時間も手間暇もお金もかかります。ふつうは最終手段での利用ということになると思います。

今回の場合は、先代同士のやりとりの結果、代がかわってご子息様同士の「話し合い」になってようやく解決したともいえ、「やってやられた」「やられたのでやりかえした」のような遺恨が世代を越えて永遠につづく「負のスパイラル」までになると、それこそ、各自悪しきカルマとして宿題が残ります。

さすがにそれは大問題ですので、どこかチャンスのある時点でこの「悪いパターン」を断ち切る必要があります。

ですから、

もう一歩踏み込んで『宗教的見地』も十分に考慮し、相手に対し心からの『許し』を十分に与えて、姿形を変えた「同じ問題」が次々と起こらないように、心の内のわだかまり等も全て無くして白紙にしていただけること(本当の意味での円満解決)を、心よりお祈りいたします。

この場合、通常は相手のことをよく「理解」できる(より高い認識も含めて寛容に対処できる)人の方が先に『許し』が可能となり、相手のことを「理解」しにくく客観的に見る余裕のない人ほど、悪しきカルマが残りやすい(無意識のうちに、心の奥深いところで「沈澱」しいつまでも「残留」する)と思われます。

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