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☆この汐見橋線沿線の撮影スポットを自分なりに、色々見て来ましたが、「特別にこれは!」と思う、撮り易い感じのところが少ない無いように思いました。
それゆえに変化のある画を撮ろうと思っても、少々難しく感じました。ですから、余計に撮影者の丹念な取材や、創意工夫が求められるのでしょうね…。
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そこで、歩道橋の上から「2200系 角ズーム」を撮ってみるとか、たまたま、ネット上であがっていたものを見て、「それなら私も1枚撮ってみるか!」と、思って、場所が汐見橋駅と芦原町駅間になる「立葉歩道橋」から撮ってみたのがこれです。踏切は「汐見橋3号踏切」で、奥に見える高速道路は阪神高速15号堺線です。
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次に、汐見橋線と大阪環状線が立体交差で交わるところのガードで、頭上には大阪環状線が走って、下を汐見橋線が走るところの古い橋梁の構造物を絡めて、
超広角ズームE 10-18mm F4 OSSで、「汐見橋5号踏切」の遮断機が下りたあと、その上から少し身体を乗り出して撮りました。
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この ↑ 「2200系 角ズーム」の顔が見える状態の写真と、
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「2200系 角ズーム」の車両全体を大きく写した写真 ↑ を撮りました。
これも、高速連写機能のHi+で秒間11コマで連写して、何枚か撮った中からチョイスしましたよ。比較的楽に撮れていますね…。
撮影データ的には、走行中の列車は、Sモード(シャッタースピード優先)で、800分の1とか1000分の1以上で完全に止まります。
今回の最後の列車先端が、被写体ブレを起こしている踏切通過中の写真なんかは125分の1です。この辺りが目安になるでしょうか。ご参考に…。
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どこか、その沿線上の魅力あるところを見つけて、それが活かされる画作りを考えた、撮影スポットを探してみることが大事な感じがします。
記念に、自分の愛用のマウンテンバイクも、右端に一緒に写してみましたよ。
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そして、芦原町駅と木津川駅の間に、元十三間川(元十三間堀川とも言う)の橋梁部分が残っており、横から見てみると、この写真の通り、中央部分が少し高く山のように、膨らんだ形になっています。
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琴江橋歩道橋の上から、元十三間川の橋梁を見るとこのように、元というだけあって、十三間川はすでに廃川になって、川の流れを見ることはできないですが、その橋梁が唯一、歴史的構造物の遺構として残っているもので、特徴的なところなんですね。
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それを、「2200系 角ズーム」を絡めて撮るというのも、すでにネット上で見ましたので、まじめに丁寧に押さえて置こうと思い、まずは縦位置で撮りました。
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続いて別の日にも、横位置でも撮ってみました。ほぼ思った通りに、撮れたのではないかと思います。この汐見橋沿線では、列車の上から撮れる撮影スポットも少ないと思いますので、この琴江歩道橋も貴重な場所では無いかと思います。
元十三間川は、ここから南にかけて、阪神高速15号堺線下に沿って続いていたようで、それを1970年(昭和45年)に埋め立てて阪神高速15号線を作った。という歴史的経緯があります。何と言っても、私が小学生にも満たない、幼稚園児の頃ですからね…。(笑)
HSでは「人を理解することは愛することだ。」と、言われる通り、この「2200系 角ズーム」を熱心に追いかけ、運行しているひたむきな姿をカッコよくとか、美しく撮ろうとするなど、
たとえば、汐見橋沿線の元十三間川の橋梁の歴史を知り、撮影取材をまじめに丁寧に行うことが、「その沿線や街を愛する」と、いうことに、深く繋がっていくものだと思います。確かに自然と愛着が沸いて来ますものね!
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あと、同じように、この琴江橋歩道橋のスロープになっている折り返しのところから、望遠ズームで見ると大きいカーブを曲がるところが撮れるので、画になるのでは無いか?と思い、模索しながらもこれも撮ってみました。
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また、別日にも琴江橋歩道橋の下横の「芦原町3号踏切」からも同じ大きいカーブを曲がる「2200系 角ズーム」 を撮って見ました。どちらがお好みでしょうか?
今回の写真の中にも、撮鉄さんたちは一切写りません。
当然と言えば当然で、写ってたら写真が台無し。に、なります(苦笑)ので、それは誰しもが意図して、心得て避けています。
各撮影スポットでの写らないところの背後には、今「2200系 角ズーム」 を求め平日には、撮鉄さんが2~3人くらいはいて、ふつうはお互いに譲り合って、撮影を愉しんでいる様な状況なんですよ。
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最後は、琴江歩道橋の真下の「芦原町4号踏切」を、歩道から車道を入れて撮ってみました。たまたま、向かいの車線に自動車が来なかったので、車両全体がシンプルに綺麗に撮れました。
ただ、向かって左が進行方向ですが、列車の先端が少し被写体ブレを起こしています。これも動感が出ていて、まぁ、よしとしてご覧いただけますと幸いです。
今回の写真の撮影日は、1月31日、2月3日、2月6日となっております。
気分よく・サクサクッと、さらりと参りましょう…。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。