☆「桜」を撮影するとなると、開花状況が気になりますが、今は「桜情報」などがあり、便利に使えます。
そこで、近畿の奈良をクリックすると3月29日時点で、大野寺、高田川畔、葛城山麓公園が7分咲きになって、氷室神社満開で、
こまめに更新されている様子ですので使えると思います。
桜はその性格上、いっきに咲きますから、「桜」を撮影で追いかけるとなると、
だいたい、7分咲きを選べば大丈夫かなという判断で、満開を選んで行けばその頂点を過ぎてしまう恐れがあります。
この方法で、桜の特殊な撮影以外は、まず大丈夫だと思われます。
ということで、まずは大野寺でのしだれ桜の撮影です。
撮影日は、平成22年3月31日水曜日 晴れ
カメラはPENTAX K-x ダブルズームとパナソニックLX3です。
大野寺の入口です。
やはり、有名なところは平日とはいえ大勢の方々が訪れています。
これでも、まだ、人が少ないところを撮りましたから、人物ぬきの桜風景となると撮影は非常に難しいですね。
有名な 大磨崖仏 (大野寺石仏、国史跡)
まぁ、なかなか自分の作品とよべるものは撮れない(作例どまりで)と思いますが、定番風景写真として、桜全体をフレーミング(構図)でつぎつぎおさめていって、
しかも、いろんな角度で、一番その桜が美しく見えるところを探しながら、
愛でながらといったところでしょうか。
その中から、さらに、
深く入っていったところに、
「客観」に対して「主観」といわれる、撮影者の意志表現がなされてくると思うんですね。
で、その場に十分なじんで来てから、じっくり、ゆっくり、その桜の一番美しいであるとか、美しく思えるそのエッセンスであるとかを考え、被写体と対峙しながら撮影するということだと思うんですね。
その精神性の性質は、作者の思想や悟りに大きく関わるものがあるはずなんですね。
そこの追求から、はじめてその撮影者のオリジナリティというものが、出てくるんですね。
稚拙な事例ですが、
たとえば、こんな感じ…。
今回のこのシチュエーションでは、
この、しだれ桜だけで、作品を撮ることは極めて難しいですので、
大勢の方々がしだれ桜を楽しんでいらっしゃるので、逆にスナップ写真に転じて、風景だけにとらわれず、
その人のよろこびを表したりする方が有効かも知れません。
たとえば、
まぁ、そんなことを考えて
まずは、
撮影を楽しませていただいています。
いかがでしたでしょうかぁ。
つくづく思いますねぇ~。 日本の春は本当にいいですよねぇ~。
今回もご覧いただけまして、ありがとうございました。 m(_ _)m