剪定のための選定

☆仕事を終えてからホームセンターに行って購入して来たのですが、まぁ、このように場合によれば不動産屋でも少しはこうした「道具」がいるものでしてね。（苦笑）

庭木、生け垣の剪定というと、プロの植木職人さんたちが、大きな日本家屋のお屋敷の庭園を綺麗に剪定して、美観を保つといったことを想像するのですが、

今回は、世間一般に「空家」や「空地」が増えて木や草がボウボウで、夏になると蚊や虫が発生したりして、ご近隣に迷惑がかかる。

であるとか、

その家屋には住人がいるのですが、お年を召して今までまめにやっていた庭木の剪定が出来なくなって、どうしようもなく、ほったらかしになっている。

であるとか、の事例のお話です。

それがどの程度であるかを見極めて、もう、本当に素人では手に負えないレベルのものであるならば、やはり、植木屋さんなどの専門業者さんに頼むしかないのですが、まぁ、素人でも半日や１日とか時間をかけて剪定すれば何とかなる。とか、わざわざ業者さんに来て貰うほどのもんじゃない。とか。

その他、予算であるとか、

与えられた諸条件を総合的に判断し『剪定のための選定』をして、「まぁ、日曜大工的に自分が手隙の時にやれば一番手っ取り早い！合理的だ。」と考え、ホームセンターでノコギリ、鉈（ナタ）、蚊取り線香、虫除けミストを購入してきました。（笑）

個人的にはアウトドアーで、そのうちに「焚火」をやりたい！と思っていますので、ノコギリ、鉈（ナタ）は焚火でも必須の「道具」ですから、あとあと使える、気に入ったモノを選定しました。「ノコギリ」はアマゾンでベストセラーになっていて評判の、シルキーゴムボーイ万能目 210mmを、鉈（ナタ）はボーイスカウト時代にキャンプでよく薪割りをしたときに、愛用していた形の「小型石付エビ鉈」（先端の出っ張りで刃こぼれしない工夫がされている）を見つけ、懐かしさもあり、実際に握ってみると、小型でいい感じに手にしっくりと馴染んでくれたので、これをゲット。あと、以前使ったあの大きな強力な「ハサミ」を加えて、剪定の「３道具」を選定しました。そして、「酷暑対策グッズ」から、フェイシャルシートと冷却スプレー（１５０ｍｌ）を念の為に用意し、剪定の場所と季節柄、蚊取り線香と虫除けミストは経験上欠かすことはで来ませんね！あと、帽子と首にタオルとか、滑り止め付の手袋なんかも用意しましたよ。もちろん、大きなゴミ袋も入りますよね！

予想作業時間は３時間程度を見込んでいますが、実際にはどうでしょうか？

ルーティンな作業ではありますが、折角の機会ですので、物理的だけではなく「そうじ力」や「投影の法則」を一段と向上させるよい機会にしたいと思っています。

『剪定のための選定』が、何か少しでもお役に立てますれば幸いです。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

※おまけ。
平成２９年６月２３日ＡＭ１０：００～スタート。最初に、蚊取り線香に火をつけ、虫除けミストを服の上から全身に吹き、首筋や顔は手に吹きつけたものを塗るなどして、帽子と首にタオルを巻いて念入りに準備します。

これが、今回の剪定する木です。木の太さが直径７～８ｃｍぐらいでしょうか。本当は、剪定ではなく、木を切り倒すので「伐採」（ばっさい）という言葉の意味の方が、より近いのかも知れませんが。

手順としては、まず①ノコギリで出来るだけ幹の下の方を切ります。次に②幹の根元側を左手で持って枝葉を鉈（ナタ）で打ち払います。③残った幹をノコギリで５～６０ｃｍくらいに切ります。次に④枝葉を大きく強力なハサミで細かく切って、ゴミ袋に詰めていきます。

やはり、作業そのものより、直射日光が暑くて消耗するので、日陰があれば、出来るだけ日陰で作業することでしょうね。４５Ｌのゴミ袋２つと「幹と枝」のひとまとまりで、剪定作業は終了し、予想より早く終わり約２時間程度でした。『最良の道具でさえ、その使い方を知っている人間を必要とするのだ』という言葉があるように「３道具」ノコギリ、鉈（ナタ）、強力なハサミのコンビネーションが効率よく働いたということでしょう。剪定の仕上がり、アフター写真がこれです。とてもスッキリいたしましたよ。