大阪屋 たてものブログ

極性の法則 3

太極図(仏陀再誕)☆「極性の法則」の記事を書き出したら、それが呼び水になって次々いろいろ思うことが出てきますね!

「極性の法則」で、この太極図を出せば、道教のシンボルマークで「道教」そのものを指すものと、一般的にそう思われがちですが、『仏陀再誕』でも【中道理論】として説明されているので、仏教においても非常に大事な教え、思想であることは間違いありません。

これも私的に必須で学んでおきたいと思います。

ただし、決して無理をする必要はありません、焦り波動では元も子もないので、よろしければご関心のある方のみで十分に肩の力を抜いていただいて、お釈迦様からの語り言葉で綴られていますので、分かり易いところを少しだけでも結構ですので、心の琴線に触れる事のできる一節が、御座いますれば幸いです。

 

私は、あなたがたに、よくよく言っておきたいと思う。
人は、ともすれば成功とともに階段を上ってゆくが、
その時に、同時に自分は失敗のへの階段を下りているとうことも、
忘れてはならない。

成功への道と、失敗への道は、
その傾斜が急であればあるほど、
また明らかに、くっきりと、
表裏一体のごとく現れてくるものであるのだ。
成功することのない人は、失敗することも少ないであろう。
しかし、多く成功する者は、多く失敗することもあるであろう。

人生は、このように、
常に、右と左、上と下とが、
あざなえる縄のごとく、現れてくるのだ。
このように、幸福も不幸も
同一縄の、上と下の部分であることを忘れてはならない。

あなたがたは、縄を持って波打たせたことがあるであろう。
縄が波を打つとき、縄の山となる部分と、谷となる部分は、
まったく別のものではないであろう。
ある時、同じ縄が山となり、
また、ある時、谷となって地を打つであろう。
そのように、あなたがたの人生も、
山となり谷となることがあるであろう。

しかし、私はその時にあなたがたに言っておきたい。
自らの心に誠実になり、常に中道を旨とせよと。
中道の理論は、決してあなたがたを成功させない理論ではなく、
決して、
あなたがたを失敗の淵から引き上げることのみを考えた理論でもない。
中道の理論は、まさしく人生の王道でもあるのだ。
人生の王道がここにあるということを知りなさい。

すなわち、成功の時には、得意の時には、また上げ潮時には、
常に、自らを戒め、謙虚に生きるように心がけなさい。
謙虚であると同時に、
他の人びとや仏に対する感謝を忘れてはならない。
成功の時に、順調の時に、謙虚さと感謝を忘れない人間であるならば、
さらにその成功は大きく続いてゆくであろう。
その成功がいくら大きくなったところで、
それを中道から外れたとは言わないのだ。

中道から外れない成功とは、
謙虚さと感謝をともなうものなのだ。
謙虚さと感謝をともなう成功は、
これは常に中道のなかにある。
それは、すべてのものを生かしてゆく道であるからだ。
自らが成功することが、
他の者の失敗を呼びこむようであってはならない。
自らの成功が、他の者を不幸にすることであってはならない。
成功への道は、万人を生かす道でなくてはならない。

万人を生かす道は、大いなる道である。
広い道である。
平坦な道である。
そして、限りなく遙か彼方まで通じる道である。
これを中道の道というのだ。
この道は、黄金の道でもあるのだ。
黄金のカラーで輝いている道、それが中道の道でもあるのだ。

諸人よ、このことを知りなさい。

            (『仏陀再誕』P63~68 )

「あざなえる縄のごとく」という一節がありますが、【ことわざ】では「禍福は糾える縄のごとし」「人間万事塞翁が馬」などが、特に有名でよく使われているのではないかと思います。

今回の極性は、人生の幸、不幸。浮沈の振り幅(ピンからキリまで)尺度の中で、「陰陽の陽」の方で成功の時、得意の時、上げ潮の時について、つまり、「表」「成功への道」「幸福」は、順境であり、好調であり、調子のいい時ですから、できるだけこれを続け、維持したいものですよね。

それには、何を心がけてどうするか?どう考えるか?(思考の法則を使う)ですが、

そこは「陽中の陰」ということで、何が陰になるのか、失敗の元になるのか、科学的に客観的に冷静に考えると、調子に乗りすぎて【慢心】することや「気が緩むこと」などが、自ら運気的に早く「裏」「失敗への道」「不幸」を招いてしまいます。

ですから、常に、自らを戒め、謙虚に生き、他の人びとや仏に感謝を忘れない。そういう人間であるならば大きく成功は続いていく。その成功はいくら大きくなっても中道から外れたとは言わないですよ。ということなのだと思います。

いかかでしたでしょうか?何らかのご参考に、よい刺激になれば幸いです。今回もご覧いたき本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

 

※参 考: 『中道の見方』

悪いところもあれば、良いところもあり、全体のバランスの中で、どういう風に見えているかということを考えていなければといけない。そうした中道的な見方、正しい見方、正見ですね。正しい観察をすることを覚えなければいけない。

 

つづく。

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