☆クロスプロセス（イエロー）の画像エフェクトを選択してみるとこの通り。「レトロ」や「セピア」と同じような昔懐かしむ、懐古、回想、を、想起、連想させる用途によく使われています。特に思い出したのが、『永遠の０』の零戦の空中戦等、回顧するシーンにふんだんに使用されています。必ずしも「クロスプロセス（イエロー）」とは言えませんが、それに近い感じのエフェクトをこの映画用に作られたのだろうと思います。冒頭の写真の空に零戦をうまく配置すれば、画になりそうな感じですよね！

また、話は変わりますが『永遠の０』の合コンのシーンでは三浦春馬さん演じる佐伯健太郎が「特攻」（特攻の標的は航空母艦で殺戮兵器）と「自爆テロ（無差別に民間人を襲う）の違いを、意味あいの違いを明らかにしているところは、若い世代の影響力を考えると評価できますね。

私的には岡田准一さん演じる主役の宮部久蔵は、太平洋戦争という時代背景の中で、海軍航空隊の指導教官であるという設定を考えると、全体の士気にマイナス影響を及ぼすような考えや発言をすることはとても難しく、信念を貫き通す覚悟があり、ある意味「結界論」の使い手であり、妻子を護ろうとする純粋な『念』が強いので、こういう結果を招いている、引き寄せているともいえます。あの世に還ってからの「舞台裏話」ではさぞかし盛り上がるのだろうな。と、思いますね。

今回もご覧いただきまして本当にありがとうございます。心より感謝いたします。何らかの気分転換やいい刺激になれば幸いです。