☆先日の「運・鈍・根・な、お話」の「運」のところで、 『自分の努力なんかはそんなのはあたり前のことで、大したことはない』と常に思われて来られた太田裕美さんの人気の秘訣を、事例を挙げて教えて頂くことが出来ました。
確か、 木綿のハンカチーフ 1975 が大ヒットしそれが1番の代表曲であると認識していますが、その当時の可愛いルックスと舌足らずな甘い美声で人気が出て、アイドルとして爆発的に売れ出して、その木綿のハンカチーフのイメージが強くて、逆にご本人の悩みの種となったようで、歌唱力の高い本格的な歌手を目指されていたのだと思います。
せっかくですので、この連休中に、太田裕美さんにリスペクトの思いを込めて、私的に、太田裕美さんの好きな曲を懐かしのメロディ風に、何曲か挙げてみようと思いまして、こうして記事にしてみましたよ。
わざわざ、主がこの太田裕美さんを事例に挙げられたということは、ある種の「開運の達人」であって、参考にすべき属性を、歌を聴きながら感性・悟性を通して学べる!と、解釈をするのが正しいと思うのですが、いかがでしょうか?
私的には、木綿のハンカチーフより、九月の雨 1977 が、印象に残っていてもう少し大人になって、アイドルから脱皮を図ろうとしている太田裕美さんの歌唱力が、素人の私でも分かるような感じで、切ない女心を感じる曲目で深夜のラジオか何かで初めて聴いた覚えがあって、当時、小学校6年生だった私も感動したことがあります。
続いて、さらばシベリア鉄道 1980 で、本家の大瀧詠一さんと聞き比べたりして、完全にニューミュージック歌手へと変貌を遂げておられて貫禄すら感じました。特に今の寒い真冬の時季には、その寒さも手伝って思い浮かぶ名曲のひとつでしょうか。
そして、太田裕美さんの楽曲で1番好きな「南風-SOUTH WIND-」1983 は、初夏の南風の爽やかさと、キリンオレンジのCMのタイアップもあって、青春のワンシーンと見事にリンクするような、
「君は光のオレンジ・ギャル」(サンディさんと言う名前のモデルさんらしい)にドキドキな少年から青年にかわりつつ男子の純な青春を、初夏の南風にのせて爽やかに表現しているところが素晴らしく、
それこそ、タイムマシーンでその年代の青春期にサ~ッと、一瞬にして戻れるような、素敵な気持ちに誘ってくれる名曲だと思っています。
また「ドラゴン・ハート」等のHSの楽曲の聴き方も、基本的に同じなんですよ。詩人のように聴ければいうことなしでしょうね。正見、正聴、正思へと自らを誘うように聴くのが良いと思います。
南風―SOUTH WIND― 太田裕美
From the Down Town 街角には気のはやい若者達
洗いざらしの半袖のシャツ夏を待ちきれず
From the Down Town 目に止まったポスターは去年の夏
ダブらせてしまうああ今年もまた逢いたい
Let’s shine おしげもなく晒した 君の素肌の誘惑
Just Now その瞬間に僕の すべてが変わったのさ
君は光のオレンジ・ギャル
From the Radio 天気予報 週末は晴れそうです
それなら自慢の車に乗り浜辺に行こうか
From the Radio このメロディー去年の夏のヒットソング
小麦色の肌が今蘇る逢いたい
Let’s shine 出会いは突然で 目がくらんでしまった
Just Now 君の瞳の謎を 今年は解いてみせる
君は光のオレンジ・ギャル
Let’s Shine 出会いは突然で 目がくらんでしまった
Just Now 君の瞳の謎を 今年は解いてみせる
君は光のオレンジ・ギャル
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