大阪屋 たてものブログ

杭瀬の街を訪れて 後編

前回のつづきです。ぶらっと訪れるのに、持って来いの簡単な「杭瀬マップ」のみをネット上から印刷して、それを元に、あとは何んの先入観も予備知識もなく、記された商店街をまずはゆっくりと歩いてみる。と、いったところで、

何かカメラを向けたくなるような、被写体が見つかれば、とにかくシャッターを押す。という、杭瀬の街を訪れた印象を、軽く写す事が出来ればよしとします。

とにかく暑いので、そこは気をつけて、直射日光はできるだけ避け、アーケードの影を出来るだけフル活用して歩きます。

たまには、こうして全く違う環境でスナップ写真を撮る。と、いうのもよい刺激が与えられてよいんですよ。

西の端まで来たので、来た道を戻ります。小学校からの帰りでしょうか?

古いアーケードも、独特の雰囲気を醸し出します。

手書きの看板が、妙に目に付きます。

街区表示板を、アーケードの鉄柱に簡易に括りつけているところが珍しいです。

肩に力を入れないで、脱力系の写真のように、軽く「複写」に徹します。

中市場の入口。

創業50年以上の自転車屋さんの年季の入ったシャッターに惹かれて。

市場の原型なるスタイルが、このような感じかも知れませんね…。

阪神バスのバス停「杭瀬団地」屋根や鉄柱の錆加減が、レトロ感を漂わせます。

杭瀬団地の敷地に咲くひまわり。しばらく日影が無いところを歩くので、かなり暑いです。自販機で冷たい飲み物でも買って飲むのが効果的です。

共同住宅の屋上ベランダの囲いと地上波のアンテナが目に付いて。

古い平家を発見。テント看板の骨組みが残っているので、店舗か何かだったのでしょうね。

時計が目立ちますね。今や、文具店も絶滅危惧種で貴重であります。

中市場の逆の入口。

再開発待ちが望まれる商店街の一部分。手前の新しい建物と奥の朽ち果て寸前の建物との同居混在状態のカオス感も、今のこの街の味でもあります。

写真の右手には真新しい建売住宅が出来て人が住み、隣が再開発待ちの更地。商店街が錆れて、商店街の終活中といったところでしょうか…。

反対側からの入口。このような建物の構造だと土地&建物の権利関係も、結構、複雑なんじゃないでしょうか?この状況から、再興するにしても、少なくても10年や20年はかかるでしょうね。

暑いので、ここでアイス珈琲タイム・休憩でもと少しは思うけれども、時間の都合で、この先を急ぎます。

画面左隅に発見!、おお、ここにも「力王たび」がありましたよ。大正のサンセン商店街のは、こちらでございます。

こんな写真を撮ると、いかにも治安が悪そうに見えますが、実際、どうなんでしょうか? 住めば都は、何人も変わりません。

阪神杭瀬の駅前まで戻って来ました。スナック街の路地もありました。

今回は、初めて杭瀬を訪れたと思い込んでいましたが、前編に書いたようないきさつでした。それでも、20年以上ぶりで写真では初めてです。

知らない街を訪れてスナップ写真を撮る。というのも、当たりハズレもあって、それなりに面白いかもと思いました。また、機会があればやってみたいです。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

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