大阪屋 たてものブログ

JR芦原橋からJR大正散歩

☆本日、令和3年10月27日水曜日晴天の休日は、午前中は仕事で午後から、いつものポタリングコースを軽くフォト散歩してみます。今日は、SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary、ソニーEマウントAPS-Cで、35mm換算45mm相当の開放値F1.4の標準レンズ1本のみで、テストを兼ねたフォト散歩です。JR芦原橋駅付近からJR大正駅周辺までを、行って帰って来るというようなコースです。

大阪環状線のガード下などの泥臭い被写体は、やはりモノクロームがよく似合いますね。今回はモノクロームのスナップ写真を中心にいきましょう!

パッと見、見た目面白そうなモノを、気負わずに、とにかく単純に複写していきますが、当たり前なことですが、単焦点レンズでズーム機能が無いので、被写体に対して自分がまめに、人間ズームとして、特に前後に動いて作画・フレーミングします。

朽ち果てた建物の背景には最新のマンションがあり、そのコントラストが面白いので・・・。

同じ、被写体で特に下の方の掲示板に注視してみたフレミーングで、ハイコントラストモノクロで影部分を黒で塗りつぶしてみました。

さらに同じく、左側に回り込んでシャッター部分もハイコントラストモノクロで複写。

さらに左側に回り込んで、今度は2階部分を見ると、窓が開いていて向こうの景色が見えていて、面白いので1枚パチリと・・・。この朽ち果てた建物は、そのまま放置しておけないと思いますので、すぐに解体処分されるはずですから、風前の灯火状態ですね。諸行無常です。

環状線のガード下にバイクが止められていて、ガード下の落書きも画作りに参加して貰いましたよ。

ここの四角い鉄橋も味がありますよね。快速車両とともに複写しました。

標準レンズ域は、人がパッと見で、被写体を注視した画角なので街中ではこうした構造物(被写体)を撮るにはもってこいですね。ふつうは人物写真(ポートレート)で、よく使用されますが・・・。

泉尾商店街の南入口。ここを通って北上しますが、信号待ちに1枚パチリと、街の一部を単純に複写しました。

仕込み中のやきとり屋さんのハロウィンかぼちゃが目に付いたので、これもごくごくふつうに複写してみました。

さくらやさんのシャッターアートをよりファンタスティックにピクチャーエフェクトのソフト弱をかけて、少しハイキーぎみに+補正してみました。これはさすがにモノクロでは表現できないと思いましたよ。(笑)

はきよい、強い、カッコいい。現存する希少な地下足袋の看板を主役にして、商店街アーケードの全体の雰囲気も含めて複写してみました。力王たび一足どうですか?

信号待ちでJR大正駅の全景を複写してみました。

先ほどの四角い鉄橋を、ちょうど反対側から、空も木津川も入れて全景を複写しました。

南海汐見橋駅の改札を額縁構図で、ふつうに列車を複写しました。絞りがF1.4開放で、フォーカスを列車に合わせていますので、自動改札あたりはフォーカスが来て無くて少しだけふわっとして、視線が自然に列車に向かうように意図して作画しています。

その汐見橋駅の側面を見ると、以前は無かった壁面アートが描かれていたので、ピクチャーエフェクトをレトロフォトにして複写しました。

ボケ描写のテストです。フェンスの金網をF1.4で撮るとこんな感じです。

金網の奥のセイタカアワダチソウの花にフォーカスすると、手前の金網がみごとに消え(前ボケで)てしまいました。これもF1.4の威力ですね。

ガード下にある木工屋さんのおじさんに、「雰囲気があまりにも素敵なので、よければ1枚撮らせてください!」と、お願いしてみたら快諾いただけました。

働くおじさんや、仕事場の風景は被写体として好きですね!

これもF1.4開放で複写して、おじさんと向かって左側の工作機器だけにフォーカスを合わせて、背景はふわっと、ゆるやかにボケています。

しかも、木工製品の「盛り塩固め器」までプレゼントしていただけましたよ。この写真はF1.4の開放での近接撮影。背景がふわっと!とろけるように美しくボケています。安くてよく写ると定評のあるレンズ通りでした!

ただ、ここまでボケると、どんな所で撮影したのか全く分かりませんので、ボケ具合を背景が分かる程度に、ほどよく調整しようと思います。

これを少し絞り込んでF5.6で撮りました。背景のボケ具合をこうして、自分の思うような具合に調整して、作画するのが面白み、醍醐味のひとつです。右端の光の○は、列車のライトで出来た点光源で、ボケ描写を含めた背景の扱いで、この点光源の美しさにこだわるカメラマン(人)も多いですね。

これらの一連の描写を総称して、シネマチックと呼ぶのでしょう。

「秘密の法」P223~24に、盛り塩の効果について「フリーパス」とあり、私が試す必要もなく「効果なし」ということなので、机上の置物のみになりました。プレゼントして下さったお気持ちのみ、ありがたく感謝いたします!


今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。


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