大阪屋 たてものブログ

田園都市の発想とは♪

☆過去記事「宅建顧問と橋爪紳也さんの講演に♪」で、橋爪紳也さんのお話の中から、

 とむすけにも、やはり、何か少しでも学べるところがあれば学んでおきたいので、

 調べたことや、考えたことを記録として、記事にして残しておくと、ことのほか便利なものなので、こうした使い方もブログらしいといえば、ブログらしいのかも知れませんねっ。

 少なくとも、大阪の発展繁栄の経緯の概略さわりを、楽しく学ばせていただいたような感じです。

 それらをヒントに「温故知新」発想で思考を練るということが大事かも知れません。

 お話の中で、田園郊外、田園都市とか、ハワードとか出てきて、どうも、それらが重要らしいことが分かりましたぁ~。

 都市計画の専門家なら、当たり前にご存じなことかも知れませんが…。

 ネット検索で簡単なところは、とりあえず調べることが可能ですねっ。

 

 

エベネザー・ハワード

 

田園都市

3magnets
 「三つの磁石」の概念図 

 

 「田園都市論とは?」から引用させていただき図表を貼らせていただきました。

 これも、当時の「時代背景」を十分理解したうえで、ものを考える必要があると思いますが、時代背景を無視した議論は永遠に不毛であることが多いので、そうしたことに時間を費やすのは、とむすけはもったいないと思っています。

 

 ここでいう「都市」の長所と短所、「農村」の長所と短所の長所同士を融合させた、街つくりを試みようとしたんだと思います。

 ここがポイント

 人の心は、根本的に都市的に社会的機会 娯楽の豊富を求める心と、農村的に自然の美 新鮮な空気を求める心の、両方が存在するということで、その人の心は常にゆれ動くと、

 流行、廃りがあるように、その時代背景によっても大きくその思想が、左右されてきたはずです。

 その考えが日本にも伝わり、

 東京では、渋沢栄一

 大阪では、小林一三

 といった経済偉人が、田園都市を開発していかれた。 と、いう経緯があったんですね。

 

 その、渋沢栄一をみると、陽明学の知行合一に習って考えられたのか「論語と算術」にみる、道徳経済合一説があり、その思想、考えによって発展繁栄してきたものと、とむすけなりに思うんですね。

 過去記事の「レッセフェールって知ってるぅ?」でも書いたように、経済学者の鈴木真実哉さんのいうように、二宮尊徳も道徳偉人でもあり、経済偉人でもあるんですね。

 ところが道徳は強調されるが、経済偉人仕事の内容や、思想は欠落していたりしますから、気をつける必要があると思います。

 とむすけも、このフォトログでご覧いただいていますように、

 自然相手の芸術写真を好んで撮りますので、農村的な、そうしたものの大切さは、普通の人よりはよく分かると思いますが、都会で経済的に豊になる努力をしようとすることを否定したり、単純に昔がえりだけを唱えるような思想、結果平等を求める思想は要注意だと思います。

 また、イノベーションをかけることは、個人でも企業でも大変ですが、ぬるま湯に浸かり続けて、魂が腐る方がもっと恐ろしい結果を招くのも確かですからねっ。

 パネルベイといわれる、尼崎市のパナソニックプラズマパネル工場や、同じく大阪市住之江区パナソニックリチュウム2次電池工場、堺市堺区シャープ液晶パネル工場なども、発展繁栄の中心となることを期待したいものですねっ (*^-^)

  最後に、渋沢栄一「夢七訓」を貼っておきますね♪

 

    渋沢栄一「夢七訓」 

    夢無き者は理想なし

    理想無き者は信念なし

    信念無き者は計画なし

    計画無き者は実行なし

    実行無き者は成果なし

    成果無き者は幸福なし

    ゆえに幸福を求むる者は夢なかるべからず

 

 

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