☆「何、その上から目線!」そんな言葉をよく聞かれるようになったというか、随分定着した感じがあるので、少し取りあげてみたい。笑 (平成23年11月23日撮影取材)
これ↑は、大阪駅から中央改札に出る途中にあった看板。
上から目線で注意を促すと、そこは気分が悪くなるので、駄洒落イラストを使って柔らかくしているんでしょう。
車内で大騒ぎする人が、そんなに多いかどうかも疑問だけど、あたりまえのマナーをストレートに言われるより、面白いから許せるところがある。
今度は、改札前↑の看板。笑 カキをキャラに使うこと自体が、もうなんかアホくさいというか、無茶苦茶感があって許せるよって感じになる。
要は、目立った看板を見せることで、何らかの想起を見た人の心に視覚的に残そうという意図や手段である。 そうしたノウハウをふんだんに使っていると思われる。笑
これらは、どうしても、上から目線になるところを避けて目的を達しようと努力してる看板であることは確かといえる。笑
そして↓これ
本来、嫌われる『上から目線』をわざと逆利用して、印象づけしようとした、現代の芸能的上から目線か。
もちろん、キャラの性格ををふんだんに活用して最大限パワーが出るようにしている。
たとえば『こんな上から目線のCMないやろ~』と、ファンが騒げば騒ぐだけ、印象に残るという構図。
CMの役割を情報過多の多様な価値観の中で、現代的に果たしている。笑
続いて、御覧いただくのはヨドバシ梅田でカメラ販売のディスプレー。(レイノックスのワイコン『HD-5050PRO-LE 』 を、買いに来たついでに見た。)
パナソニックの最新ミラーレス一眼GF3。 コンデジ等になれた女性が次ぎのステップアップにちょうどよいという想定。
ここまで来ると、この最新ミラーレス一眼を使って、こういう風にお洒落にカッコよくカメラ女子をするみたいな。
そして想起を自然と起こさせる。
「こういう風にすると幸せになれますよ。」という、ライフスタイルのご提案といったところだろう。 笑
そうした、「ライフスタイルのご提案」の考えそのものが、垣根が低く、上から目線でものを見ていないことを、ストレートに表している。
このカメラの性質を十分に理解した上での考え抜かれた作戦だ。 笑
あとは、この提案に乗るか反るかはあなた次第といったところだなぁ。
では、
実際にカメラを手にして、
撮影するのに、
上から目線はありうるのか、
どうか、
だが、
手持ちのこのキヤノンIXY410Fにあった。
よく見たらあった。
それは、最近のデジカメにデジタルフィルターと言われる
「付加価値機能」の中に
ミニチュアライズ、ジオラマ風などの名目で
呼ばれているモノだ。
結構、これの遊び方を、人に教えてあげるとよろこばれる。
ジオラマ風で
大阪駅を上から目線で撮って見た。笑
実際に、物理的に上から下目線で見下ろす構図が
一番、ジオラマ風の効果があるようで、
やってみると面白いよ。
彩度を上げてコントラストを高くし、現実感を消すと
さらに、引き立つようだ。 笑
写真遊びにおける、上から目線は、
とむすけ流でいうと、デジタルフィルターのミニチュアライズやジオラマ風のことと、
勝手に認定した次第。
いままでとは違う視点が、手に入った面白さがある。
簡単なので、ぜひ、お試しあれ。
上から目線の正体を明かしました。笑 が、
いかがでしたでしょうか?
少し、ニヤッとして、心なごんでいただけたなら幸いです。
今回も、御覧いただきましてありがとうございました。
心より感謝いたします。m(_ _)m