大阪屋 たてものブログ

地獄型経済 借金先行型経済

「地獄型経済 借金先行型経済」

現代の生活を見て見ると、現代人たちは消費のほうを先行する傾向があります。将来に入って来るお金を目当てにして、先に物を買ってしまいます。

これは、おそらく欲望のほうが理性に勝っている状況だと思います。

― 中略 ―

世の中には、「借金をテコにしないと働けない」という人もいることはいますが、そうした考え方では決して大成はできません。

たとえば、まだ、売れもしない不動産が売却できると自ら勝手に見込んで高級車のベンツやBMWを買うとか、普通ではありえないと思うのですが、

もちろん、「絶対に買うな!」と言ってるのでは無くて、そんなに欲しければ、「売れてお金が入ってから買えば…。」と言っているだけですが、 それが待てずに買う。と、いうようなことです。

一不動産屋が見た「地獄型経済 借金先行型経済」を展開する人は、確かに一定の傾向・お決まりパターンがあり、

たとえば、億単位で、親から相続した財産をすべて使い果たし、事業も失敗し、さらに、借金を増やして最終的に「自己破産」(セーフティネット)で逃げ切ることを選択し、すでに、その本人がその気であれば、下の下の選択であっても、実に残念なことではありますが、まず、第三者がそれを止めることは不可能です。

何かまるで負の強力な磁力に、吸い込まれているかのように見えますが…。

借金の返済に追われてか、正常な判断が出来ない状態になって、誤魔化し、嘘、偽りが常態化しているということです。それを私的には「借金体質系」の人と呼んでいます。直接、仕事で深くかかわりがないものを含めると2~3の事例を知っています。

今年で60歳の還暦を迎えるような齢になりますと、弁護士にも知り合いができたりもしますし、「借金体質系」の人は、かなりヤバイということは、分かるようになりますよ。

「借金体質系」の人には、十分に注意が必要です。

それらに、巻き込まれそうになった人から相談を受けて助けるとか、そうしたことは、自らの職業でも過去に経験したことはあります。たとえば 7~8年前のことですけれども、

そこのご主人が、親から受け継いだ事業で失敗し、その心労からか、脳梗塞か何かの病気で車椅子生活となり、元の生活に戻れずに、近所のリハビリ施設に入所し、とたんに、その家族に経済的困難、生活困窮が訪れ、

隠すところなく洗いざらいの諸事情をお聞きした上で、元事業をしていた、その不動産の売却処分の依頼を受け、売却をすることで、その奥さんと子供さんを、 助けることになったことがありました。

すべてお聞きした上であるからこそ、いろんな方々の協力を得られて、何とか上手くいった事例です。そうでないと絶対に無理です。

不動産屋という職業で、「自己犠牲」や「救済」というものを考えると、このような事例では無いかと思い、それは社会的意義も感じられ、何らかのお客様の一助になれて、本当に良かったと思いました。過去に、確かに、そういうことがありました。

そういうことをリアルに直接的に、仕事でダイレクトに見て来て経験しているので、そんなことを思いながら記事にしてみました。

初心に還って、冒頭のHSの動画で教えられた、基本原則を「本当にその通りだ。」と、今、つくづく思い返しています。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。

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