☆ちょうど、経典「なお、一歩を進める」を読んでいて、先日の記事「職場によって、ルールは違う!」を書いた時のことを、再度、思い出しまして、ああ、これも書き残しておこうと思いました。その続きのようなものでしょうか。
例の弁護士の事例のところは、P242まるまるですが、ここでのピックアップは、7行目のところ
実は、長い間、学校の勉強をやったりしていると、この「人間勉強」というか「世間の勉強」は遅れてしまうのです。実際は普通の人よりも社会的に大人になるのが遅くなって、何年か遅れている。あるいは十年遅れている人がいっぱいいるのです。だから、「いい年になってまだ子供」という人がこういう人たちがいっぱいいるのです。
だから、実社会に出たら‘‘世間というの書物‘‘を読まなければいけないのです。と、逆説なところが語られていますが、P243の8行目に続いていくところの前後周辺を、まず、読んでいただいて、今回は、私、自らの職業に当てはめて、少し考えてみましたので、よろしくお願いいたします。
私の職業柄、不動産屋で宅地建物取引士で、今年、60歳の還暦を迎えるおじさんなので、すでに何人かの弁護士に知り合いも出来て、共に仕事をさせてもらったりして、そういう機会も多少なりともあって、この記事を書こうと思ったのが動機なのですが、
たとえば、街の法律家のT司法書士先生とかからは、ほぼ毎回、売買案件があるたびにお世話になっていて、少なくとも30年のお付き合いがあって、実に誠実な仕事をして下さって、私の宅建士の仕事をサポートし、法律の裏付けを持った不動産取引を可能にしてくれていて、
運・鈍・根の特に「運」の部分で、司法書士として私を引き上げて下っている立場にある方なのですが、とても尊敬できる方で、長年一緒に仕事を安心して出来るので、本当に有難いし幸せに思っています。
その街の法律家の司法書士先生のさらに上の、上位概念に弁護士の仕事があるのですが、住み分けというか、確かに職務権限の細かい規定があって、司法書士先生や不動産屋の宅建士では解決しえない、問題や事案が発生した場合に、どうしても弁護士先生に相談して解決に導く必要があるときには、そんなに始終あるわけではありませんが、数年に一回とか、たまにあるので、そんな時は、お客様にその弁護士先生をご紹介することもあり、
先ほどの弁護士の事例では、法律の勉強ばかりの秀才だけではなく、世間解のない弁護士、人の気持ちが分からない弁護士が世間には多い。と、いうことでしたので、イザ、弁護士を必要とする紛争や事案が発生した場合、着手金でも30万からという世間相場で、高額にあたりますから、
その問題となる事案のどのタイミングで優秀な弁護士にお世話なるのか?も、一般には、かなりハードルが高いものなので、人の気持ちも良く分かる強くて優しい、優秀な弁護士を、弊社の場合は、厳選して紹介させていただくことにしています。
これには弁護士先生と一緒に仕事をさせていただく機会が過去にあって、私がリスペクト出来る人物で構成しており、それなりの自信を持っていることは確かです。
また、他の取引先の建売物件販売会社のD部長さんも、一級建築士で宅建士も電気工事士の資格も持っていて、実に仕事(内容は厳しい)ができる方でしかも(私的には)優しいので、リスペクトしているのですが、一緒に仕事のできる機会が嬉しいくらいの方であったりもします。
日本の場合は、法律の「専門知識」が高度に発達して、今まで以上に、より難しくなって来ていますので、ますます、倫理や道徳観の高い士業の活躍が、期待されていると感じています。
基本的に日本の「侍業」の「士業」と呼ばれる方は、天御祖神様の侍精神から来ているものでは無いかと思いますが、まだまだ私の勝手な仮説であって、検証が不十分で確信を持っては言えないのですが、ほぼ、ほぼ間違いないとは思っていたりします。
困難があるということは、これは智慧を出すために、どうしても必要な舞台なのです。ありがたいことです。(真理学要論P240 7行目)
この一節が、特に心に響いています。「どうしても必要な舞台」って思えること、その発想って物凄いですし、そうありたい!と、侍精神で、そう願っています。
私的に思った「弁護士なお話」を、好きに語らせていただきました。ありがとうございました。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。