☆すべてゆっくり観ましたが、これは非常に面白かった。(^o^)
これだけの多種多様な人材が一同に揃って「メディア論」を、各自、ほぼ本音に近いラインで語り展開する。
恐らく、こういうTV番組は皆無ではないでしょうかぁ?
地上波の放送業界の現状や問題、新しいメディアの可能性なども、中味の濃いエッセンスとして、垣間見、鳥瞰することができると思います。
勝海舟先生の一刀両断!のP77の後ろ~P80に
談合体質のマスコミは、世界では通じない
現代のマスコミは、どこも、そんなに自分の力を過大評価はしていないんだよ。
記者はみんな匿名だしね。
視聴率が十パーセントあるとかいっても、本当に一千万人の人が見ているとは思っていないし、自分らの意見を信じているとも思っていないんだよ。
ニュースを読み上げてるけど、そんなに影響があるなんて思っていないから、現実は無責任なんだよ。「もし、国民がそれを信じたらどうするか」と考えたら、それはすごい慎重になるけど、そんなに考えていないんだよ。
時間内に消化することだけを考えているのであって、アナウンサーやキャスターは、「責任を持ってつくっているのは後ろの人たちだ」と、後ろの人は、経営層は、「スポンサーがOKと言ったら、それでいいんだ」と考えている。
「文句があるなら、国民から言うべきであって、国民が文句を言わなければ、そのまま通していいのだ。嫌ならチャンネル替えたらいいんだから、別に自由だ。
だから、自分でチャンネルを合わせた以上、しかたないじゃないか。
嫌だったら切ればいいんだから。
宗教で言やあ、どの宗教に入信するかと一緒だろう。自分でチャンネルを合わせて見て、そして、「こんなこと言われた」というのは、被害妄想だと、まあ、こういうことだろうね。」
宗教が本格的にマスコミに進出しようとしても、彼らには談合体質がある。
彼らは、ゼネコンのことなんか批判できるような立場じゃないんだよ。
もう、完全に談合している。
マスコミも、みな一緒さ。 横流しでだいたいやっていて、スクープだって譲ってくれることもあるしね。
だから、まあ、この談合体質は日本の体質であって、日本の美質でもあったんだけど、ただ、世界標準としては通じないな。
と、勝海舟先生が、もろホンネで語っておられましたが、それとほぼ同じような内容を、田原総一朗さんが、語っています。
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