☆本日は、令和5年11月8日水曜日晴れの休日は、16:45~は、お客様から物件売却のご相談があって少し仕事がありますが、それまでは休日らしく、気分転換が出来れば幸い!ということで、ほぼ、いつものポタリングコースを辿りました。
今回は、その中でも、浪速区内のJR大阪環状線のガード下を被写体として、FujiのフィルムシュミレーションのETERNA(エテルナ)を初めて使って、その色調を体感してみよう!と思います。
「画質完全読本」のETERNA(エテルナ) の説明箇所から一部抜粋しますと、「富士フィルムの映画フィルムを再現した低彩度・低軟調」とあり、「映像で目立ち過ぎる色などを作らないよう低彩度を基本とし、黒つぶれや白飛びを防ぐ豊富なトーンを大切にする映画用。」ということです。
映画用は、本来写真画像用ではないところを、写真で表現して見たらどうなるのか?使えるのか?使えないのか?を見てみようということで、XF50mmF2(35mm換算75mm)の中望遠のみの使用条件でテストして見ます。
工場のブロック塀と、錆がところどころ出ているエメラルドグリーンのトタンを撮ってみました。 ETERNA(エテルナ) は、映像をやっている人のスタンダードですね。
スチル(写真)で、この ETERNA(エテルナ)を使う人がいるとすれば、プロ好みというか、かなりのマニアではないかと思います。いつもの写真との「色調」が違うのが、これらを見て分かりますでしょうか?
私的には、「エテルナ・ブリーチバイパス」を好んで使いますが、 ETERNA(エテルナ)は、今回、初めて使ってみましたよ。
明るいところと、影の暗いところの明暗差が少なく軟調で、ラチチュード(ダイナミックレンジ)の広い階調豊かな画像となりますね。この特徴を活かして作画するという感じでしょうか?
スナップ撮影的に添景として通行する自転車を画面の左端に写し込んで、ガード下の落書きもアートに変わるか否か? ETERNA(エテルナ) の軟調な色調の画力を試しています。パッと見た印象は?どうでしょうかねぇ~。
これは、リサイクルショップでしょうか? いつも通りの正面からの複写を心掛けます。冒頭の写真と同じところですが、映画等ではよくありそうな光景でしょうか。
妙に目立つ、コンクリートの柱にペンキで塗られた黄色地に、喫茶軽食 カレー オムライスの文字。
上の写真の撮影場所からあえて後退してみて、ガード下の全体が写る特徴そのものを複写してみました。
さて、錆びた看板はどうでしょうか?
明暗のある光景の典型的なガード下を斜めから複写してみました。
学校のイスが工事用フェンスに、無造作に投げ込まれている様子を複写しました。
汐見橋線の踏切で、列車も写し込んでみました。
ガード下にあるカジュアルな服屋さん。休日ですよね。
時計と交通標識。時計は止まったままでした。
あらためて写真における「色調」というものの奥深さが感じられた、ETERNA(エテルナ)の初の使用機会となりました。
この手持ちのX-E4には、12種類のフィルムシュミレーションモードがありますが、すべてを使いこなす必要も全くなく、まずはお気に入りの好きなフィルムシュミレーションをチョイスして、少しづつ、使いこなしていけばよいと思います。
気持ちに余裕ができればひとつずつでも、まだ見ぬフィルムシュメイレーションモードに挑戦していくのも一興ですね。「このフルムシュミレーションをどう使うのか?」を、少しづつ考えていくのが、また、楽しみのひとつとなりますよね!
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。