大阪屋 たてものブログ

商いの心

Photo_4Photo_5 ☆今回の記事は、とむすけの覚え書きといった、極めて私的なもので、参考になるところがあるかどうか、それは分かりませんが、

 先日訪れました「松下幸之助歴史館」で、いただいたレジュメに、松下幸之助「商いの心」(ハイビジョン映像 上映時間13分)があり、このハイビジョン映像は観なかったので、また、今度、観させていただこうと思っているのですが、なかなかこのレジュメは非常に参考になります。

 すべて白紙にして、素直な心で松下幸之助先生の教えに触れ、ご指導いただくといった心持ちで学ばせていただきたいと思います。

 口でいうだけは簡単ことかも知れませんが、実は結構難しく、

 すべて白紙にするとは、

 今まで培ってきた知識や知恵も一旦ご破算にして、体系的廃棄をして、自由主義、資本主義の原点や本当の「繁栄」とは、なんたるやを見直すに他なりません。

 それは、ちょうど、代表取締役になりたてのほやほやで、役不足の感もなきにしもあらずのとむすけですが、焦らず、慌てず、ひとつ、ひとつ、心して学んでいけたら、

 もう、ほんと、それだけでも、十分に幸福感はありますし…。

 松下幸之助の新霊言や松下幸之助の新霊言(第二部)にありましたように、後光の出ている者をご指導くださるのですから、

 後光が出るように何らかの努力は必要なはずですから、そこは考える必要があると思いますし、

 また、ほんとうにご指導いただけるのかという、不安や疑問もなきにしもあらずですが、とにかく、挑戦するという気概を持ちたいところです。

 松下幸之助先生は、超多忙でいらっしゃると思いますが、ベッタリでなくても、その要所を押さえて、とむすけでも分かるような、ご指導いただければありがたいと思います。

 松下幸之助先生よろしくお願いいたします。m(_ _)m

 まずは、このレジュメで、最初に一番気になったところを考えてみることにします。

 左端からいきますね。

 一商人ナリトノ観念

 商売の意義

 自分が儲けるために、商売をするんじゃないわけですわ。社会的にする必要があるために、商売ができるわけですわ。だからね、そういう使命感というものをはっきりつかんでないと商売にならんと。」

 幸之助は、儲けさせてもらうのは第二の事。

 第一は、より必要な物を必要な人にお届けすることであり、このことは、

 神の仕事つまり聖なる仕事と言えるのではないかと考えていました。

 「僕はね、そういう聖なる仕事をしているんだという意志と、そういう聖なる仕事をさせてもらっているという感謝と、この二つをはっきり持ってなあかんわけや」

 松下幸之助の新霊言にありましたように、松下幸之助先生はパナソニックに社名変更について思うところを語っていらっしゃったのですが、

 どうも、その松下電器の松下精神といわれるところの精神性、「松下電器は人づくりの会社です。」といったところをそぎ落として、パナソニックに社名変更して、物づくりの大企業だけになってきているところに少々ご不満を持たれている様子でした。

  使命感というものをはっきりつかんでないと商売にならん

 聖なる仕事をしているんだという意志

 聖なる仕事をさせてもらっているという感謝


 このあたりが気になりますので、しばし、考えてみたいと思います。

 

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