☆平成21年11月25日水曜日取材、過去記事「万代池の紅葉♪(すずめ)」 「南海・中百舌鳥から、JR・上野芝♪(古墳)」 の続編になります。
このコースの逆をたどっているのですが、単なるウォーキングとは違い、「写真」をゆっくり愉しみながらですから、時間がかかります。
さらに、身近な紅葉の色合いを観察しつつの繊細な撮影なので、愉しいなりに大変なところもあります。いい写真を撮りつつ、しかも沢山撮るとなると、やはり難しいですが、それに挑戦していくことが、「情報(化)社会対応」の訓練にもなっています。
人生のすべの事において通ずると思うのですが、「二律背反」することを、絶妙なバランス感覚で、実際に行うことが大事(詳細はまた別に記事にしたいと思います)だと思います。
言うのは簡単ですが実際は難しい(苦笑)ですから、そうしたところも、このフォトログで、とむすけの奮闘を公開(たいしたとはありませんが)して、できれば何か参考になるものを、少しでもご提供できたらと思っています。
特に「写真」の撮影プロセスとか、機材紹介、ノウハウは多くの方々が書かれていますので、とむすけは、どちらかというと精神面、マインド面のことを中心に書いていきたいなと、考えています。 それなら、芸術美術系を志す方全般にも、有効で、芸術家美術家もデジカメを記録用に、ご利用になられると思うからです。
撮影日は平成21年12月2日(水)晴れ、JR上野芝駅~履中古墳、大仙公園(日本庭園を中心とした撮影)~仁徳天皇陵~でタイムオーバー。三国ヶ丘駅から、南海高野線で帰りました。
カメラは、PENTAX K-xとダブルズームと、FA77mmF1.8を一部使用しました。
では、ごゆっくり、お楽しみいただけると幸いです。
西側の桜並木のとこrです。今日は、天気も良く快晴で気持ちいいです。
標準ズームの広角側で紅葉の葉っぱに、できるだけ接近して撮っています。広角マクロ的な扱いですねっ。メインの桜の葉っぱの紅葉に迫るのと、バック(背景)に奥行きを感じさせるようなフレーミングにして、全体の空気感を表してみました。
とむすけは、どちらかというと、こうした広角マクロ的な使用方法で描いた写真を好んで撮ります。望遠撮影より、背景の処理が難しいこともあって、どちらかというと玄人好み撮影方法といえるかも知れません。
写真1枚で、その場の醸す空気感を表すのに特に有効かと思います。
ここでは、爽やかな秋空と桜の葉の紅葉の爽やかさと、奥には桜並木が続いているところを、雰囲気や空気感を含めて表現しようとしています。
情報(化)社会的にいうと、履中古墳の西側の桜並木のこの写真を見て、すぐにこの紅葉を観に行く人もいるかもしれませんし、絵を描きたいと思われるかも知れませんし、公園ような空間が続くので、また、桜の頃に行きたいと思われるかも知れませんねぇ~。
と、深い情報量の多い読み取りが可能となります。
すぐれた写真ほど、「ぜひ、行ってみたい♪」と思わせる力があったりしますから、とむすけもそうした写真が撮れるようになりたいと思っているんですね。
特に、堺の写真を撮りはじめて、「ちゃんと撮らないといけないなぁ~」と思ったのは、当フォトログのアクセス数も上がっていることと、いろんな時間帯に、いろんな形態で写真を全世界の方々にご覧いただく可能性が高くなって来ているので、その街の一番美しい姿をご覧いただきたいと思うからです。
逆にまずい写真を載せることによって、そこに行くモチベーションが下がったり、価値が下がるような誤解を与えるような写真や文章の掲載は、そこの街の方々に悪い、申し訳けないような気持ちになり、できるだけ、その街のすぐれたところを学びつつも、撮らせていただく課程の中の、ささやかな気づきを、まじめに書き添えていきたいと思います。
また、逆に誇張した、デフォルメした写真や記事も、厚化粧の過ぎる女性と同じく、いと悪しなので、一番美しく見えるピークを越えた画像処理等はする気はありません。まぁ、実験的に何かするときは断りを入れて「写真」を掲載したいと思います。
ナチュラルな自然の美しさ、素材の美しさを、お伝えできればと思います。
※すみません、訂正です。これも中望遠FA77mmの絞りF5.6の画像です。(平成21年12月3日23:27に訂正)
違いが伝わりますかぁ。
PENTAXユーザーの特権と思われる、持っているだけでも嬉しくなるような、アルミの切り出しの造り込みと、超々高性能なレンズでPENTAXの価値を高めています。
このレンズのために、1眼レフボディを購入するという発想も十分にありえるくらいのレンズです。
これも同じく、中望遠FA77mmの開放 F1.8で撮りました。バック(背景)のボケ描写(古墳と堀の水)が、本当に素晴らしく、とろけるようでしょ~。
やはり、いいレンズはホレボレしますが、レンズのポテンシャルを最大限に活かしたF1.8開放の使いこなしは難しいです。
どのような撮影シチュエーションが有効か、考えてはテストして考えてはテストして、訓練し撮り慣れていく必要があります。
今回は、たまに持ち出さないと、腐る(カビる)ので持ち出してテストしました。(笑)
現実には、この薄いフォーカス面(浅いピント)で、何を撮るのか考える必要があり、ふつうは常用レンズというより、イザというときに、玄人的に使うレンズ(使う人を選ぶレンズ)と言えるかも知れません。
普通は、望遠ズームの方が扱いやすいですよ。
しばらく、これらでなれて、分かってきてからレンズを増やしていった方がいいと思います。
※くれぐれも言っておきますが、ダブルズームで撮影の80%くらいはカバーできますよ。(笑)
↑「これ何ていう名前なのかなぁ~」と思っていたんですが、フラワーコスモスの中川さんに教えていただいたんですが、紅葉葉楓(もみじばふう)っていうそうですぅ。
いかががでしょう。
秋の爽やかな空気感が、心地よく伝わりましたでしょうかぁ~。
今回もご覧いただけまして、ありがとうございます。
大仙公園に到着しましたぁ~。(つづく)