大阪屋 たてものブログ

老朽化したブロック塀

☆先日の「大阪府北部地震」で、小学校登校中の女児が老朽化したブロック塀が倒壊し挟まれてお亡くなりになり、また、登校を見守るご老人が民家のブロック塀が倒壊し、直撃を受けてお亡くなりになったという、本当に痛ましい出来事がありました。報道では、日頃からお住まいの『地域の危険箇所』に気をつけるように。と、話をまとめていました。「それは人ごとではないよなぁ~」と、思っていたところ、弊社の管理駐車場でも、老朽化したコンリートのブロック塀のある物件があり、その日は雨の降る水曜日(休日)の夕方だったのですが、

管理物件のお隣様からTELをいただきまして「クラックや隙間が大きくなって傾斜して来ている」とご指摘をいただき、早速、見に行ってお話を伺いクラックや隙間などの気になる箇所の写真を撮って帰って来ました。

オーナーにその旨をご報告させていただくと、「前々から気にはなっていたので、専門業者さんに頼んで改修工事の見積もりをとるように・・・。お隣様にもこちらの意志を丁寧に伝えておいてください。」ということで、今、業者さんに見積もりをお願いしているところです。この物件では、具体的にどのような施工をするのが1番安全で合理的、そして安価になるのか、現場に足を何度も運んでもらって、考えに考えぬいて知恵をフル動員して貰っているところです。

2枚目の写真のちょうど裏側にあたるところです。この箇所だけなのですが施工を見ると、コンクリートブロックとブロックの間だが雑く素人仕事っぽいです。あとは、こういうところのクラックが大きくなったような感じです。
あと、素人目でも気になるところは、突き当たり奥のコンクリートブロック塀で基礎の上に13もブロックが積まれています。近づいてみると、ここも以前よりクラックが大きくなって傾いて来ています。目視だけはあるものの、すでに中の鉄筋は錆びて腐食しているものと考えないといけない。と、思われます。反対側から見るとこんな感じです。まぁ、管理を受けるずっと前から存在するコンクリートブロック塀ですから、地震の被害から「教訓」を汲み取り、少しでも事前に、危険箇所と思われる箇所からの被害を防止しようと、今回の行動を起こすようなことも、また、非常に大事なことではないかと感じています。

こうした機会に何かを見直したり、考えを修正したり、よき動機で行動するような後押しになれば幸いです。

 

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

 

つづく。

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