☆さて、この『レンガの落書き』をどう撮ると、この構造物の面白さや魅力、場の空気というか、雰囲気がより強調され活かされるのかなぁ?と、考えて、前景にきのこのように突き出たマンホールとフェンスをあえて入れて、何枚か撮っていたのですが、たまたま、白い自転車で疾走するビジネスマンを察知して、画的に1番バランスの良い位置と思われるところで1発必写・・・。
たとえばこのように、たまたまの偶然が付加され、画的に面白みが増していくところの「創造」が楽しいのですが、それはGRⅡでのスナップ写真の醍醐味のひとつですよね!今回の『豊崎7丁目10』の画像の仕上げはモノトーンの「セピア」を選択し、さらに「周辺減光・強」の渋い感じに・・・。
土手に上がると遠目に阪急電車が走っていて、とても気分のよい所です。穢れ落とし的にもバッチリなビュースポットでしたよ。
心地よい視覚的な刺激が、何らかのモチベーションになれば幸いです。今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。
※おまけ
ここも『落書きのコンクリートブロック』が目につき、その奥には先ほどの『豊崎7丁目10』の水色の鉄橋のような構造物が見えています。そして手前のこれはコンクリートのガラでしょうか?
山積みにされた、ほったらかしのガラはとても廃退的なイメージが漂う被写体ですが、それをどう美しく見るか、美的視点でお洒落に眺めることが出来るのか?と少し考えてみました。
結論、その画像を「クロスプロセスのイエロー」の「周辺減光・強」で仕上げ、ノスタルジックにちょっと昔風な色調に表現しましたが、いかかでしょうかね。