☆賃貸管理物件に空きが出ましたので「清掃」をはじめました。お風呂、トイレ、台所など、水回りをはじめ何ヶ所か目についたところを、まずはチェックして順に綺麗にしていきたいと思います。
はじめに考え方として『細分化の原理』を使います。(奇跡の法P34~ 忍耐の法P86~を詳細ご参照のこと。)
こういう「清掃」など物理的に分かりやすいテーマで、『細分化の原理』を実践して日頃から慣れ親しんで使っておけば、少しづつでもいろんな場面、局面で、自在に応用を効かせて使えるようになってくると思います。
今回はレンジまわりやガス台周辺の油落としです。
いつも、まず最初に何をどこからどこまで清掃するのかその範囲を決めて、次にその汚れ具合を確認し、必要な清掃方法、清掃手段を決めます。
1.清掃の範囲を決める・・・レンジまわりやガス台周辺の油落とし
2.汚れ具合を確認・・・3年くらいの退出なので、そんなに酷い汚れではない
3.必要な清掃方法手段を決める・・・今回用意した清掃用具 ①マジックリンの「泡・スプレー」可能なタイプのもの ②雑巾 ③バケツ ④Jブラシ ⑤ビニールの手袋 合計で1000円未満です。
本来なら、こちらの発想(3ページ目)でプロに外注するところですが、2.汚れ具合の確認をしたところ、ご入居者様が丁寧なご使用で3年くらいお住まいいただいての退出ですので、この程度の汚れや油落としなら私でも清掃できると判断したので、『レンジフード内のシロッコファンの清掃』をやってみることにしました。最初にレンジフィルターを外します。(これも洗い油落としをします)次にシロッコファンを取り外します。(ネジを無くさないように注意)シロッコファンの羽根の内側を見ると油汚れがよく分かります。シロッコファンをバケツに入れ、マジックリンの泡スプレーをタップリを吹きかけます。5~10分たてば油が浮いて来るのでしばらく待ちます。この5~10分待つ間に、油でベトベトする箇所にマジックリンの泡スプレーを吹きかけます。たとえば、上記写真のガス栓、引き出しの取っ手、レンジフードの内側など。
また、シロッコファンの「カバー内」も汚れが酷ければマジックリンの泡スプレーをして油落とししますが、今回はほとんど汚れ無しでしたので、油落としの必要はありませんでした。
もちろん仕上げは濡れ雑巾で汚れと洗剤を念入りに拭き取ります。5~10分後、油が浮いて来たところを「Jブラシ」でしっかりブラッシングして油を落とします。その後、綺麗に汚れと油が落ちたかを「確認」して、十分でなければもう一度今までの行程を繰り返します。確認後は水で洗い流します。あとは、乾かして再びシロッコファンを元どおりに取り付けて完了です。
コツとしては、メインのシロッコファンだけではなく、油のベトベト、ネチャネチャするところを全部キレイサッパリ落として、濡れ雑巾で拭き取りキュッキュッにすることですね。(笑)
今回は予定していた清掃の範囲(レンジまわりやガス台周辺の油落とし)を、約1時間ほど楽々で済ませることが出来ました。
そうじ力(断捨離)で、清掃する私の気分もキレイサッパリ、スッキリしますが、さらに「投影の法則」を強く効かせて次の入居者様に、心地よく御入居いただき、落ち着いた「生活空間」をご提供させていただきたいですね!
おまけ。この「Jブラシ」は何かと清掃時にはいろんな場面で大活躍するので重宝しますが、値段が安い分、ナイロンブラシがすぐに広がってしまい耐久性があまりよくないようですので、使用後はこのように目玉クリップで挟んでおくとJブラシのもちがかなり違いますよ。Jブラシをご使用になられる機会がございましたら、ちょっとした工夫で賢く使いこなしてみていただければ幸いです。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。