☆ＧＲⅡの画像エフェクト『レトロ』で撮影のビニールハウス。少しづつこのエフェクトに慣れるために、逆光でビニールの質感、ディティールを表現できればと期待しての撮影・・・。

昔の写真風な少し色褪せて薄く青みがかったような『レトロ』なりの渋い色調。地表は汚いので潰れるギリギリまで影に落として、最終仕上げしてみました。

「自転車ポタリング」中に、たまたま心惹かれたありふれた日常の光景をＧＲⅡでスナップして楽しむと、不思議とそこはシュールな非日常の世界に変わる。

確かにそれを魔法と呼べば魔法なのだろう。（笑）

ＧＲシリーズの伝統というか、そういう基本コンセプトで作られていて、まさにそこがＧＲⅡの真骨頂で、特にクリエイター系の先駆者が好んで使われる由縁がそこに存在する。

平たくいうと、撮影の「動機」や「意図」を繊細な画像で細部までコントロールでき、思い通りの表現をしやすいデジカメに仕上がっているということ。

ＧＲⅡのポテンシャルを最大限に引き出そうとすると、どうしても（被写体を選ぶのではない）撮影者を選び、撮影者自体の「感性」を呼び覚ます必要に迫られます。それでも「カッコよくも泥臭い」最先端のコンデジなんだなぁ～と、改めて、今、手にしている事を実感しました。

まぁ、次の強敵・ライバルと目されるフジのＸ７０も出て来ますが・・・。