☆2025年 あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
写真は8月の中頃で、夏の酷暑が続いた頃の木津川を、愛機Fuji X-E4のフィルムシュミレーションは、エテルナ・ブリーチバイパスで撮影した写真です。
今年は「サクッと、完全に知的脱力系の軽い感じで行きたい!」と思い、好きな色調のエテルナ・ブリーチバイパスの写真を選びました。
数時間前の12月31日、今年最後の夕方の落陽時に、たまたま千本松渡船場近くに出向くことになって、「もしや、この天気なら!」撮れるかも…。と、結果、少し撮れましたので、せっかくですのでご覧頂きますね!
カメラは、今度、新復活させようと思っているNEX-7です。こうして、撮影テストのために持ち出してみたんです。レンズは、E 18ー55mmF3.5~5.6 OSSの標準ズームと、E 55ー210mm F4.5~6.3の望遠ズームと、至って平凡な構成です。
今回のように、風が強くて寒くても、雲が印象的でダイナミックに動いてくれる時は、撮影していてもワクワクして、本当に愉しいひとときです。
新木津川大橋を逆光の夕照でシルエットにして、その情景を浮かび上がらせるお決まりの構図ですが、夕景として画になる率としては月に1回くらいで、橋に落陽する時は、前後1月半くらいではないでしょうか?それくらいの確率です。
寒さを忘れて集中して撮れるひとときも、その様な撮影チャンス(気象の変化に大きく撮影結果が影響する風景など) が、天より与えられない(運に恵まれ何らかの導きがない)と撮れないものなので、
刻々と変わる夕景が魅せるその豊かな表情に感動し、その時々にズームして、多少は自分なりに構図に工夫を凝らしたりもしますが、やはり、自然体と言いますか、基本は「複写」によるスナップ撮影です。自らが意図した何らかの小細工は一切ありません。
画像を拡大すると、右旋回しながら大阪湾を南下かつ、ゆっくりと降下中の、関空に着陸態勢を整わせる旅客機が、シルエットで、かすかに見えたりもします。
大好きな渡船の「はるかぜ」が対岸から、水面を滑るようにサーッとやって来て、減速着岸の一歩手前でブレーキと伴に、若干、左旋回のカーブを描くところをシルエットで写し込みましたよ。
雲が厚いので丸い落陽は期待できませんでしたが、それでも、今年最後のこの落陽と対峙して夕景を撮ることが出来て、写真愛好家としては本当に幸せですね…。
去年も、何度も何度もこの小さな船旅で、お決まりのルーティンなポタリングコースに変化と彩を添えてくれていて、今年もお世話になりますね…。
その渡船の「はるかぜ」が、西成は南津守側から対岸の大正は南恩加島側へ、まさに出発したその瞬間です。何とも言えないこの渡船の風情がたまりませんよね!
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。