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マルクスは地獄の「無意識界」に隔離されている(ハイエク先生)

「未来創造の経済学」ハイエク先生の公開霊言を読ませていただいて、とむすけが心惹かれたところを抜粋し、記憶に残しておこうという趣旨で、記事にしたいと思います。(時間をみつけて抜粋していこうと思います。)

 P48 マルクスは地獄の「無意識界」に隔離されている

 特に、この人は、まあ、唯物論の教祖ですよね。いくら何といっても、唯物論の教祖です。

 過去世光の天使であったとしても、今は地獄の「無意識界」という所に封印されている状態です。ほかの人との交際が許されておらず、棺のようなもの、繭のようなもの、あるいは洞窟ようなところに閉じこめられており、死後、百二十年間、自分が死んだことさえ、まったく気がつかないような状態が続いていました。

 これは、明らかに隔離されている状態ですね。まあ、精神病棟に隔離されている状態です。 この人に触れると、ほかの人の思想がおかしくなるために、隔離されている状態なのです。

 「こういう人の思想を奉じる国が世界の半分まで広がった」というのは大きなことだし、実際は、「奉じた」というよりは、「悪用した」ということでしょう。マルクス主義の持っている弱点を悪用したわけです。

 どういう弱点であるか。

 マルクス主義では、今、言ったように、富を憎む思想を持っている人はたくさんいるから、大地主や貴族、大金持ちなどから金を巻き上げて、他の人たちに分配します。

 これは、ほとんど、海賊や強盗のやり方ですよね。これを肯定したことがそうです。

 また、「革命の結果が正しければ、手段として暴力を使っても構わない」という考え方も、銀行強盗の論理と同じですよね。

 例えば「銀行強盗に入って人を殺しても、その金を寄付したら、結果が良いので、それは良いことだ」というのと同じです。

 しかし、あなたがただって、そういう金は不浄な金と認めるでしょう? ねぇ。

 「強盗をして、五億円を盗ってきました。これで、精舎を建ててください」と言われても、「うん」とは言わないでしょう?「それは、君、人間として間違っている行為である。そういう間違った行為で得た金でもって宗教施設を建てたところで、そこには穢れがある。だから、その金は受け取れない」と考えるはずです。

 でも、マルクスは、手段として暴力を肯定した。つまり、彼は、反対の勢力を粛正したり、嫌な人たちを隔離し、強制収容所送りにしたりする理論の基礎をつくったわけです。

 これは、ソ連で実際に起きたことですよね。

 ただ、ドイツでもユダヤ人強制収容所送りがあって、戦っている国同士で、実は、同じことが起きました。

 マルクスの思想の下にある共産主義と戦っているように見えた、ドイツのナチス党も、同じ現象を伴っていて、実は、共に全体主義であったわけです。

 結局、多くの人々の歓心を買おうとすると、どうしても、本当は一部の人が操っているのに、その正体を隠して、多くの人々のためにやっているように見せながら、圧政を加えるようになります。そこには、「異質なものを排除していく」という思想が必ず出てくるんですね。

 そして、「それが、悪魔の道であり、地獄への道である」ということを分からない人が大勢いるわけです。

 だから、マルクスは、「今、繁栄しているつもりでいる民主主義の、いちばんの弱点を突いてきた」ということですね。

 マルクスの発明と言われているもののうち、その最大のものは、結局、「投票は一人一票だから、資本家対労働者なら、労動者のほうが投票数は多い。だから、民主主義があるかぎり、両方の関係を引っ繰り返せる」ということです。マルクスはここに注目したんですね。そして、「プロレタリアートよ、団結せよ」と言ったわけです。

 その結果は何かというと、日本で言えば、今のJALですよ。労働組合が八つもあり、何兆円もの赤字をつくって、国の税金を投入しなくてはいけなくなりました。その税金は、どこから出ているんですか、JALには必ずしも関係のない人々というか、国民から出ているんでしょう? 兆の単位の税金が投入され、さらに、利用者は飛行機に乗る金も払わなくてはいけないんでしょう?

 「経営が下手である」とうことは、実は、それほど害を及ぼすものになるんですね。

 JALの社員たちは、そういう労働組合が会社を悪くしたなどとは思っていないだろうけれども、現実には、そうなっているわけですね。

 だから、絶対に潰れないと思われているような公共事業ほど、危ないものはない」ということです。

 マルクスが、今、そういう状態にあるかというと、まあ、明らかに思想犯だからですね。

 いや、実は、ある意味で護られているんですよ。

 「自分が死んだことも分からないので、無意識界に百二十年もいる」ということは、どういうことでしょうか。

 彼は、「死後の世界はない」と思っていたから、そこにいるんだけれども、もし、地獄で自由に活動できたら、どうなるかというと、彼は共産主義を指導するはずですから、もっと、悪いことが起きるわけです。だから、彼を悪魔にしないために、せめて慈悲で、今、隔離されているんです。これが現状ですね。

 人間性の根本が間違っている場合は、やはり駄目だし、一見、いいことのように聞こえているものが、現実には悪いんです。

 だから、「多くの人にとって、いいことのように聞こえるものが、実はマイナスのことがある」ということですね。

 

 

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