大阪屋 たてものブログ

黒塗りトタンの和錆

DSC02720-2☆大阪でお洒落なブティックや店舗が並ぶ「堀江界隈」でも、店舗前に設置された「看板」には巧みに錆を効かせたモノが非常に多いですが、やはり「馴染み感」がふんだんに演出されていて「welcome波動」で入店へと誘います。それを私的には「洋錆」“ようさび”(洋風建築物の錆)と呼んでいます。それに対して「和錆」“わさび”(和風建築物の錆)と使いわけしています。(笑)

今日(9月12日午後)、ああ、もう13日2:00頃ですね。(苦笑)堺に物件調査に行った帰りに、たまたま見つけた『黒塗りトタンの和錆』“小便するな”の掲示物もあって、昔はよく見た生活感溢れる街の一角の絵柄であったりしましたが、今は希少じゃないでしょうかねぇ。ということで記念に1枚パチリと複写・・・。

動機としては「懐古趣味」で撮ったのではなく、錆の風合いに「侘び寂び」まで感じるかは別として、単に錆を汚いものとして見るのではなく、少なくとも何らかの「馴染み感」を演出させることができるので、視覚的に錆のグラデーション割合や色彩の勉強にでもなるかなと・・・。

最新の「遊園地」や「店舗」もよく建物の細部まで観察してご覧いただけると「なるほど、ウンウン」と頷かれることと思います。実に地味なところですが日頃からよく観察することで目を肥やすことでしょうかぁ~。豊かな感性を心地よく刺激する何らかのヒントになれば幸いです。

個人的には画面右上の「注意・子供の飛び出しが多い」の看板が妙にお気に入りだったりしますね。(笑)

 

おまけ。
IMGP8156-2-2 IMGP8151-2弊社の近所にあるN社長ご経営の美容室で、どう見ても「洋のアンティーク」扱いの天才肌でいらっしゃいますが、この店舗では、観葉植物の緑としつらえにあたる『洋錆の効いた三輪車』が特にお洒落で、目を惹きますよねぇ♪♪

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