☆平城遷都1300年祭で賑わう奈良ですが、春の日差しがとても心地よくなって来て、今回は数年ぶりに薬師寺へ。
風景写真としては、望遠レンズで西側の大池を前景に東塔、西塔、金堂を入れ、背後の遠景に若草山をもってきて、若草山の山焼きなどの時は、大池の周辺には沢山のカメラマンが日本国中から訪れる、超有名撮影スポットですが、
逆に東側の秋篠川あたりを、軽くぶらっと♪ フォトウォーキングしてみようという発想です。
撮影日は平成22年4月28日で、カメラは、PENTAX K-x FA35mmF2と、50mmマクロ、広角側はGRDⅡ+ワイコンです。
では、軽くさわやかにまいりましょう。
中門で、これは普通に撮ってみるとこんな感じ…。
でも、これでは詳細が分からなくて強い表現ができていませんね。
そこで、GRDⅡにワイコンの21mm相当の広角で、この様子を近づいて強調して撮ってみますね。 すると、こんな感じ…。
邪鬼を踏みつけている様子が、よく分かるようになりました。
そして、さらに踏みつけている様子を強調して、邪鬼を完全に押さえこむ、封印する様を表現してみると…。
もうひとつ、門の反対側も…。
邪鬼が完全に押さえ込まれ、封印されるところが強調されました。
広角レンズの使い方の強調、誇張表現ですね。
牡丹が綺麗に咲いていますが、これを写真にするとなると、ピーカンで晴天過ぎて汚い影が出てしまうんですね。 そこをどうカバーするのかがミソでしょうかぁ。
もう少し、雲が出て薄曇りの方が撮影条件がいいのですが…。
難しいものです。
C-PLフィルターで、できるだけ乱反射のテカリを押さえて、本来の色の美しさを出したいところですねぇ~。
特に、この白い牡丹が美しく思えました。 撮影者の意図など一切入れずに、ごくごく素直に複写している感じ…。
背景の白壁に、屋根瓦の影を入れて少々デザイン的なフレーミング(構図)に…。
薬師寺をあとにして、東側の秋篠川周辺を北上、尼ヶ辻駅まで歩きました。
春の新緑の若葉が萌えるこの生命力といか息吹というかね。この躍動感を写してみたいと思うのですが、どうでしょう?
そうすると、このシチュエーションでは、太陽光が背景の秋篠川に強く反射して、キラキラして、さらに若葉が透過光として、綺麗に、美しくみえるように撮るのがいいと判断したんですね。
その状況説明も含めた写真がこれです。
これはこれでいい感じ、好きな感じに撮れています。
そして、少し、ハイキーな表現(露出補正をプラス)にもっていくとこれ…。
たまには、あえて面白がって、こういう風な被写体も撮ってみたり…。
いかがでしたでしょうかぁ~。
和みや癒し感が、伝わりましたでしょうかぁ~。
お気に入りの1枚がみつかれば幸いですね。
今回も、ご覧いただけましてありがとうございました。
心より 感謝いたします。 m(_ _)m