☆20年以上お住まいになられていたお客様が退去され、世間の空室率が高い現状から「そのあとのリフォームを、お客付けをどうすればよいか?」というご相談を、晴明通の軽量鉄骨の賃貸小規模ハイツの大家さんから賜りました。どこまでを、どうするのか?予算に限りもあるのは当然ですが、次のご入居者様の立場に立ったリフォームを実現し、居心地のよい住みよい3DK空間を新たに創造することが今回のテーマです。
幸い、立地条件は抜群の住環境で、静かな佇まいが魅力の小規模ハイツで、大家さんは入居者様方を隣人愛というか、第二の家族のように、本当に大事にされる方で、私も仕事のやり甲斐を強く感じさせていただいています。今回の建築の担当者は、前回の「橋本町の貸家」のフルリノベーションを、見事なまでの使いやすさと、美的センスをふんだんに活かした、居住空間を創造してくれたD氏を起用しました。
今回はどのようなリフォームになるかは、予算の都合も含めて大家さんとD氏と私で、これから詳細を打ち合わせをして方針を決める予定になっています。この物件の『付加価値』を最大限に高めたうえで、新しい入居者様を心地よくお迎えしたいですね!
出来れば、また、ビフォー・アフターを写真でご覧いただこうと考えています。ご期待くださいませ。
※おまけ。 直前の記事の下の部分の『付加価値』でいうと、製品(物件の敷地立地条件や住環境、部屋の設備や使いやすさ、居住性)と流通(仲介業者の物件のPR、この物件に合う顧客マッチング等)とサービス(共用部の管理、大家さんの考え、マインド、入居後のアフターサービス)の3ヶ所で生み出される満足の合計、累計。ということになると思います。
リフォームは製品(部屋の設備や使いやすさ、居住性)の部分の『付加価値』を高めるということになりますでしょうか。
ご自身のご職業等に当てはめて考え、再度チェックして、些細なワンポイントでもかまわないので、まずは手の付けられるところの『付加価値』を、高められるとよいのではないでしょうか。何らかの気づきが、きっとあると思います。
今回もご覧いただきまして本当にありがとうございます。心より感謝いたします。
シリーズが1~5まで続きますので、よろしければ、下の「つづく。」を辿って順にご覧いただくことも可能です。