大阪屋 たてものブログ

職業体験学習・感想文

☆先日、地元、阪南中学の「職業体験学習」に当社に来ていただいた学生さんが、感想文を持って、お礼に来てくれました。 嫁さんと一緒に、心にジーーンと、感激するものがありましたので、是非その感想文を、みなさまに、ご紹介したいと思います。

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※過去記事の「職業体験学習」 を参照。

☆せっかく、感想文を書いて持って来てくれたのに、ゆっくりお話する時間はなかったので、職業感覚、商売感覚的なトレンドについて、このブログに書いておきますね。 少々難しいかも知れませんけれどもねっ。 

 ○デフレが大きな基調 グローバルな国際経済において、今、発展途上国ではインフレが起きつつありますが、それでも先進国と比べて労働資金が安いので、そこに先進国の企業の生産拠点が移され、そこから安い商品が入ってくるようになります。 そのため、先進国では物価が下がってくるのですね。 これは世界的な構造によるものなので、デフレ基調そのものを変えることはできないですね。

 ○文明の利器の導入により物の値段が下がる 次々と文明の利器が発明されて、世の中が便利になっているので、当然、仕事の生産性は上がります。「生産性が上がれば、物価が下がっていくのが当たり前」であると考えられます。 たとえば、大ざっぱに10万円の給料で働いていた人は、15万円の給料の人がしていた仕事をできなければなりません。その意味で、機械を入れても仕事レベルが同じであるならば、その人の給料が安くなっていくのが当然です。また、商品の値段も安くなっていくのがあたりまえです。値段が下がらないというのは、どこか非効率なことが起きているということでしょう。

 ○デフレが大きな基調 ○文明の利器の導入により物の値段が下がる、そうした物の値段が下がっていくトレンドに打ち勝つには、以前よりも高付加価価値なものを生み出す以外に方法はありませんね。
 

 日本も国の人口が増えていくのであるならば、物の値段が下がっていく状況下でも景気は拡大するでしょうが、人口が増えず、次第に減少していくなかで物価が下がっていった場合は、基本的には、総収入が減り、非常に厳しい経済状況になると思います。
 日本の人口を増やすために、「先進国として、発展途上国などからの移民を受け入れる」という考えがありますが、「外国人を受け入れて人口を増やす」という方法は治安問題や文化摩擦の問題があるため、今の日本では人々に嫌がられる傾向にあります。

 でも、とむすけの予想では、あなたがた学生さんたちが成人し、仕事をされるころには、世代交代とともに、諸外国から多くの移民を受け入れて、国際色豊かな日本になっていくトレンドがみえてくる可能性が高いと思っています。

 

  高付加価値なものとは何かというと、それは、「すべての人が必要とするものではない」ということで、「絶対に必要なものではないが、『これはよいものだ』と思う人が一定の率で出てきて、新たな価値が生まれる」というものに、力を入れなければ高付加価値の商品や、サービスを作れないと言われています。

 そうした、商品やサービスをお客様にご提供したいと、とむすけも日々に考えるのですが、やはり、経営者、店主は反省ができないと、うまくいかないことを、外部の責任に(いいわけの山だらけ)してしまいますからねぇ。 いいわけ無用!すべては、経営者本人、店主本人の責任だと、強く自戒したいと思います!!

※追記、「冗談ではなく、遠慮無く担任の先生と気軽に遊びにきてくださいね。」 また、感想文の文面を読んでいただくと、米ディナンバー1さんのご協力で密度濃い「職業体験学習」になったようで、大変助かりました。 ありがとうございましたぁ♪ 

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