☆レンズの方の作動確認が終わったので、くぼっちゃんⅡ号(PENTAXSP黒)本体を見てみることにしましょう。
フィルム巻き上げレバーの感触もいいですし、シャッター音も機械式独特の「ガシャン」という音。実にメカニカルな感触にくすぐられるものがあります。随分と昔に忘れ去ったアナログ感覚!っていうのでしょうか。シャッタースピードをB(バルブ)から1、2、4と順に変えながらシャッターを押して作動を確認しました。 これらも素人判断ながら快調のようです。その後も各部点検をしました。ファインダーを覗くと、お世辞にもいいとは言えず、現在の1眼レフと比べるとさすがに暗く、ピントあわせがしずらいだろうなぁ~の予感。それでも実用使用を考えず、スローカメラとして楽しむぶんには、なんら支障はない。また、そこが何か人間的で無骨で、妙に魅力があるところなのかもしれません。
くぼっちゃんⅡ号をいただいた時に、聞いてはいたんですが、「電池蓋が開かない」ことと、「それに伴い露出計が使えない」ことでした。
←固まっていてびくともいたしません。無理をすると余計に壊してしまう恐れがあるため、それ以上は何もしないでおこうと思います。露出計が使えなくとも本体の機械式シャッターや絞り、ピントリングは、完全に作動するようなので、ネガカラーかモノクロフィルムのISO400でも詰めておけば、「勘」露出(適当に、勘でシャッターや絞りをあわせて)でやれば十分にいけるかなぁ~と、思います。
☆まあ、しかし、これだけ愛着がわいてくると、何とか露出計も完全に使えるよう、復活再生の道を歩ませたい!と思うのが人情なんですね。
さーてどういたしましょうか? どのように復活させるのがいいのでしょうか? しばし、考えてみたいと思います。