大阪屋 たてものブログ

近況のつぶやき 2024.02.04

☆直近に「遺産分割協議書」まで、事前準備いただいている売物件のご依頼を受けまして、本当に、その有難さをつくづく実感いたします。本当にありがとうございます。

結局、「相続」が発生し、お亡くなりになった故人(被相続人)の「遺言書」を元に「遺産分割協議書」を作成し、その対象不動産の売却で、「相続人」が明らかに誰であるか明確にされてあり、「相続人」が、後々も揉めることのないように、その故人(被相続人)が生前に「終活」をキッチリなされていた。ということが、言えると思います。

実際に、そこまでやるというのも、なかなか大変な事が多いと思いますが、出来ることなら、知性的理性的に、ちゃんとしておくべきことでしょう。

特に、コロナ禍発生以降、「相続人」でない、直接関係のない、たとえば、親戚のおばさんなどが現れて、「私がその不動産に関わって守って来たのだから、当然の権利として、売却益の何パーセントかよこせ。」って、

暗に、明に、圧をかけてきて、「相続人」(売主代表者)を困らせる人がほとんどと、言ってよいほどに、そういう風な「困ったちゃん」(いろんなパターンがある)が、増えて来てしまっているのが、残念なことではありますが、それがリアルな現状です。

資産家の高額物件の売却では、額が額だけに、昔から相続問題はふつうにありましたが、しかも、今は、そうでない普通物件の売却でも、「売買代金が、これこれこの金額であって、たかが知れていると思うけれども、そこまでの金額をよこせ。と主張するのか?さすがに無茶苦茶やろう。」と、驚くぐらいのことが、顕著に起こるようになりました。

仏教でいう、心の三毒。つまり、貪、瞋、癡の3つが、見事に当てはまるような無明で欲深い人が出て来る(拘わろうとする)場合が、実に多くなって、こうして職業で不動産屋をやっていても、嘆かわしい事態に遭遇する確率が高いんですね!

そうしたことから、不動産屋としても、そういう話が相続人間(そうぞくにんかん)で、合意を得て、全て片付けて終わって「遺産分割協議書」まで作成済みの物件の売却を受けるのは、大変に有難いんですね…。よくあるのが、売却の営業活動と並走して「遺言書」作成→「 遺産分割協議書 」作成を行う。と、いうのが一般的に多いと思います。

不動産の売却依頼を受けた場合、不動産仲介業としましては、少しでも高値で売却努力することが、お客(売主)様への誠実さであると思いますし、その結果、お客様の希望価格やその近くで売れた。というのが、職業人としての理想だと思います。

ですから、売却に至るまでに、潜在的に隠れている問題のひとつ、ひとつを、地味に、薄暗い暗闇の中を懐中電灯で照らすかのように明らかにして、クリアにしていかないといけないのですが、それも、今は昔と違って、かなりの時間と労力がかかりますので、ある種の粘り強さというか、忍耐力が普通にないと、なかなか仕事を遂行することはできないでしょう。

また、社会情勢というか、コロナ禍が再び流行ったり、台湾有事等の戦争勃発した場合の影響や、地震などの天変地異等、自然災害が起これば、不動産売買などの経済活動はさらに停滞し、少なくとも落ち着くのに2~3年はかかるでしょうし、いろんなリスクも伴った上で、仕事を続けていく必要があるのが、昨今の状況です。

それでも、日頃からポタリング等の軽い運動を継続して、体調を万全にして、 前向きに、ひとつ、ひとつ、仕事を確実にこなして、お客様に喜んでいただけるように、心がけたいものだと思います。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたhします。

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