大阪屋 たてものブログ

GRⅡでシュールに撮ると…。

☆令和5年10月31日火曜日、天気は晴れ。きりの良い今月の最終日ですが、少し時間ができましたので、いつもの自転車散歩(ポタリング)を、久ぶりにRICOHのGRⅡとワイコンを持ち出して撮ってみようと思います。

本当はGRⅢを新しく入手して使いたいのですが、何せ、3ヶ月待ちくらいの時間がかかって安く買えたとしても12万円は普通にしますし、専用のワイコン等の付属物も購入したりするとさらに5万円くらい必要なので、合計17万円くらいはいるので、昨今の半導体やカメラ用電子部品の、価格高騰の煽りを受けているのは確かで、それは間違いはないですね。

残念なことではありますが、円安が続くので、日本のカメラメーカーも小さな国内市場の販売で苦戦を強いられるよりも、大きなマーケットの海外輸出販売にウェートを、社運を賭けた方がよい。という判断が強く働いているのだろう。と、推察します。これから加速してカメラと周辺機器の値段が上がって買いにくくなることは、すでに、避けられないと思っています。

それで退役した一世代前の古い手持ちの「GRⅡ」と「ワイコン」を持ち出して、自転車散歩する街をシュールに撮ってみようと思います。

一般にシュール =「超現実」と訳されることが多いので、私がいつも言う「日常の中の非日常」を撮ろう。と、いうことなのですが、今回のGRⅡ+ワイコン使用で、カメラ内臓の「画像エフェクト」とワイコン使用による「パースペクティブ」(遠近感)効果で、シュールな街スナップを撮る!ということを、今回は意識してやってみたいと思います。

GRⅡは、35mm換算28mm相当、ワイコン付きで、21mm相当の超広角となり、私的に大好きな画角になります。

船名の読み方は「ぜかるは」ではありません。逆から読んで下さいね。それと、ここの4枚目の写真と間違い探し風に、じっくりと見比べていただければ幸いです。

大好きな渡船の「はるかぜ」を前景として手前に配置して、対岸(西成区南津守側)の煙突が解体され無くなった後の風景写真ですが、よく見ると左の建物下のコンクリート部分も徐々に解体されて来ているみたいで、もしや全部解体も時間の問題なのかも知れません。GRⅡのみで撮影。画像エフェクトは、暖色のクロスプロセスで。

真正面から正対して複写してみました。ワイコンを装着(カメラ側のソフトで補正も有り)している割には、レンズ描写に歪曲が無く、直線は直線でキッチリと描かれているのが気持ちよいです。この黒の締まり具合が、何とも好ましいですね! GRⅡ+ワイコンで撮影。画像エフェクトは、ハイコントラストモノクロで。

千本松大橋の全景を複写してみました。画面左下にハレーションを起こしているのも画のうち、味のうちなんですよね。GRⅡ+ワイコンで撮影。 画像エフェクトは、暖色のクロスプロセスで。

例のゴミ処理施設(ここの写真4枚目)を再度撮りましたが、背景に雲が出てないとこんな感じですね。手前の影は完全に黒潰れしてしまっていますが、ハイモノなのでこんなものです。GRⅡ+ワイコンで撮影。画像エフェクトは、ハイコントラストモノクロで。

これはGRⅡのみで、自転車にまたがったままでルーズに撮影。倉庫建物側面に陽の光が当たっている様を複写しました。画像エフェクトは、暖色のクロスプロセスで。

三次元のリアルな現実を、単なる複写であっても、カメラ内臓の「画像エフェクト」とワイコン使用による「パースペクティブ」(遠近感)効果により、シュール =「超現実」な視覚世界を創造すると、このようになります。

ちょうど、この白い塀の向こうが、工場が解体されて広大な更地になったところです。


GRⅡ+ワイコンで撮影。 少し退色した画像にしてみました。なかなかシュールですよね!

現実に近いノーマルな色調では、このような感じで写りますね。このように、撮影者が何らかの視覚効果を意図して作画していくところをご説明というか、ネタバレ的にやってみました。

ガソリンスタンドを GRⅡ+ワイコンで撮影。画像エフェクトは、ハイコントラストモノクロで。

時間があまりありませんので、この辺で止めておきますね…。

冒頭の写真は、大正の三軒家西で、色褪せた塩子ポスターをたまたま本日発見して驚きまして、映画の公開以降、少なくとも塩子は私的に実在しています!

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

つづく。

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