☆秋の読書じゃないけど、秋の映画鑑賞?でしょうかぁ~。ちょっと前のお話ですが、『硫黄島からのてがみ』(←新予告編の動画)を観ました……。 「これって数年前に公開された映画でしょ。今頃、あなた何を言っているんですか~。DVDを借りて観たんでしょう~。そんな記事を今になって書くの~。」って、言われそうですね。 実はこういうことなんです。
8月30日(土)に「平野区の人権センター」というところで、無料の上映会があって、嫁さんと観に行きました。今回は、私は普通にストーリーを追って観て、嫁さんは字幕を中心に観るという、少々変わった見方です。
私の方は、すでに大勢の方々がご覧になられて、ネット上でも多くの感想が述べられていますので、自分が観た感想と、ネット上で述べられている感想や意見の違いを、あとで読んで多角的にその考えを楽しめるという、ひとつぶで二度おいしいというような映画鑑賞です。
もっとも、この映画は戦争を題材にした映画で、2部構成。アメリカ側からの視点で描いた「父親たちの星条旗」日本側から描いた「硫黄島からの手紙」です。「父親たちの星条旗」を鑑賞していないので、まだ何とも言えませんが、アメリカ、日本の両方の観点で、描かれて製作されたところは特筆に値するのではないかと思います。
☆嫁さんの方は、『Gまぁく』という、聴覚障害の方のための字幕製作のボランティア活動に初参加して、数週間パソコンに向かい、この映画の4分の1の字幕製作を担当したこともあって、何か子供の発表会を観る親の心境のような面持ちで、ずぅーーーーっと、字幕を中心に追っていたそうです。 私の方もそうしたことがなかったら、『硫黄島からの手紙』(←詳細)を観ることが無かったかもしれませんねっ。 そして、Gまぁく のボランティアの3名の方が映画の映像を観ながら、字幕スーパーを次ぎ次ぎボタン操作で入れていくという、ボランティアにしては責任の重い仕事をされているのに、私はびっくりしました。 上映開始当初2~3分は、どうもパソコンの不具合で字幕と映像が合わず、私までが「がんばれ!がんばれ!上手く行きますように…」と、お祈りモードになったくらい、少々焦りましたが、その後は難しい字幕スーパーの挿入が上手になされていきました。(実際に担当されている方は、大変だったと思います。)
☆嫁さんから、取材しましたので、お読みいただけるとありがたいです。m(_ _)m
『 「聴覚障害者は洋画を観る人が多いけれど、それは字幕が入っているから。」友人の難聴者があるときこう言っていました。アメリカでは字幕普及率が95%なのに対し、日本ではまだまだ少ないなあ~ よし、そしたら自分が字幕付けをお手伝いしたらいいんだな!と、意気込んで、「硫黄島からの手紙」を初仕事にいただいたまではよかったけれど、初めて遭遇する「テキスト君」や「オープン君」という字幕用ソフトの扱いがなかなかマスターできず、連日悪戦苦闘。Gまぁくのみなさんにご協力いただき、なんとか完成させることができました。それだけに、上映会で自分の担当したパートが始まると、わけもなくドキドキ。この、ごく一部だけお手伝いした字幕が誰かのために役立っている、そう思うとやっぱり嬉しかったですネ!』 とういうこと、だそうです。
※追記 「私の方の感想は、どうか?って…」 書き出したら長くなるし、理屈が多くなるのでやめておきますねっ。(^_^;) 他にも重要な案件が、沢山ありますのでねっ。