☆Fuji X-E4には、この「XF27mmF2.8 R WR」のパンケーキレンズ(パンケーキのように薄くて軽いの意)が、とても良く似合います。シンプルでクラシカルな美しいボディデザインと相まって、ミニマリストと呼ばれる方々にも、評価が高いことが頷けます。
フジツボ型フードに、フジフィルムのマーク入りのフードキャップが何気にお洒落で、デスク上に裸で無造作にポンと、置いているだけでも画になるような佇まいですね。
このレンズ、XF27mmF2.8 R WRは、伊達メガネならぬ伊達レンズで、デザインやお洒落を、最優先に作られたと私は思います。とは言っても普通にはよく写るはずですし、35mm換算で41mm相当の画角は「作為を持たない自然な眼差し」で撮れると言われるように、自然に見える人の目に近い準標準レンズですね。
解放F値がF2.8で暗めであることや、最短撮影距離34cmで近接撮影に弱いなどの短所的な特徴があり、どちらかというと、レンズの機能や性能よりも、X-E4に取り付けると見た目が最高に美しい、クラシカルでお洒落な、いつも持ち歩ける単焦点コンパクトデジカメが、超簡単に出来上がる!という、長所的特徴があります。
それもまた良しでしょうね。そんなお手頃価格の現行機種のレンズ交換式のデジカメは無いし、唯一無二で希少でしょうから・・・。別な表現をすれば、永く愛着を持って使えるということですね。
この様にX-E4に、サムレストやグリップを装着した状態でキットレンズ ↑ XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZを使って、半年は過ごし慣れて来ましたので、すでに手に馴染んで愛着も湧いている状態ですが、FujiのXFレンズ群では、XF27mmF2.8 R WRの兄弟、姉妹にあたる小型軽量の単焦点「コンパクトプライム」シリーズの交換レンズの中から、次のステップにふさわしいレンズを選ぶのが最適であろうと思います。少しづつでありますが、欲しいレンズは揃えていきたいですね。
Fujiのデジカメの最大の特徴である 「フィルムシュミレーション」では、「クラッシックネガ」の色調、つまり、昔のネガカラーフィルムに、38mmや40mmのコンパクトカメラで撮った、アルバム写真で見るようなノスタルジック感満載の色合いが、おそらく、この XF27mmF2.8 R WR には、似合いの組み合わせでは無いかと思いますね。追って、試し撮りをしていきたいと思っています。
今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。