☆WIN WIN (ウインウイン)の考えを、とりあえず「鉄は熱いうちに打て」という、ことわざもありますように、心の奥底(潜在意識)から井戸水をポンプで汲むように、出るときに一気に出さない(そういう機会を利用しないと)と、顕在できないところがあって、(実は、ただのめんどくさがりたったりしますぅ~苦笑)
それを不完全燃焼で、途中で終わるのではなく、何とか完結するところまでいきたい(気が済むまで)ものなんですねぇ~。
繰り返しますが、
WIN WIN (ウインウイン)の考えは、その実践は、相当に難しいところがあって、
たとえば、「ギブ&テイク」がありますが、
これと、WIN WIN (ウインウイン)を、混同してしまうところがあるんですけれど、
微妙に意味合いが違うんですね…。
さて、どう違うか、お分かりになられますかぁ~。
1分間だけ、考えてみて下さい。
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はい、よろしいでしょうかぁ~。
それは、
「ギブ&テイク」は、与えるから、返してよ。 とか、返してね。っていう「心」ですよねぇ~。
最初から返して貰うという事を前提にしていたり、見返りを期待する「心」があります。
条件付の「愛」といわれるもの(返してくれるなら、与えるよ)で、
もちろん、これは悪いといいたいのではないのですが、そうした意味合いの含まれた言葉であると思うんですね。
しかし、WIN WIN (ウインウイン)は、もともと仏教から出てきた思想で、今どきの表現をしていますが、悟りの香りもあり、もともと奥深い味わいがあるものなんですね。
ということは、どういうことでしょう…。
見返りを求めない。与えきりの「愛」ですよ。という、純粋性が問われるんです。
ビジネス的に「奉仕の心」と言ってもいいかも知れません…。
いくらでも私の分かること、できることは提供しますよ♪といった「心」だと思います。
現実には、相手の相談に応じ、話をし、知恵を使って「制限」と「結果」範囲をきちんと設置する必要はあるものの、与えきりの「愛」のマインドにはなんら変わりはない。
そうしたことだと思うんですね…。
次ぎに、これは、「お金のリテラシー」に関わることですけれど、これがビジネスシーンだとすると、どうなるかお分かりになりますでしょうかぁ~。
実は、ここで混乱する人が多くて…。
ビジネス(仕事)ですから、対価とか、報酬というものが、やはり存在しますね…。
お客さまから、いただく対価以上の値打ち感のある「商品」や「製品」なり、「サービス」なり、何かそれ以上のものを考えてお客様にご提供さしあげようと努力するのが、やはり、プロの仕事人としてはどうしても必要ですよねぇ~。
これが「付加価値」と言われるもので、特に構造デフレ下では、いやがおうなしに「高付加価値」の創造が求められます。(構造デフレ対策等も時間ができれば書いておきたいです。)
たとえば、個人のお店では、心からのやさしいひとことであったり、おもてなしの心であったり、「製品」に改良を加えたりと、何か自分でできる工夫を考えたりします。
そのために研究し、勉強もしたりします。(単に、お金をかければいいというものでもありませんが…) そうして、対価以上の値打ちを付加して、「商品」や「製品」「サービス」の価値を高めます。
その価値を高めた知恵や工夫や努力が、お客様に伝わってお客さまのよろこびになります。 お客さまのよろこびや感動が大きいほど、いいわけで、「商品」や「製品」「サービス」を気に入っていただけると、リピーターにもなっていただけます。
お客さまに、支払って頂く「対価」以上の感動が、お客さまの心に残ったりもします。
お金という「対価」は、実はプロの仕事人がいい仕事を継続していくための知恵を出す、仕事に磨きをかけるための魔法のTOOLかも知れませんし、
儲けは、そのお店を存続させるためのコストであって、これは卑しいものではないし、お金は本来価値中立なもので、それは扱う人の心によって違いが出てくる、善悪が出てくるものだと思うんですね…。
結果、仕事人とお客さまの場合のWIN WIN (ウインウイン)も、
「商品」や「製品」「サービス」の価値とその「対価」の中に限定した、そうした範囲はあるものの、与えきりの「愛」のマインドに、なんら変わりはない。
といえば、いいのかも知れません。
WIN WIN (ウインウイン)と、「ギブ&テイク」とは、明らかにその意味合いが、その「質」が違うことが分かりますね…。
単なるお「金儲け」と、すぐれた知恵のある「経営」の違いようなものでしょうかぁ~。(^o^)