☆前回、ご託をならべて、どちらの方向性に向かって復活再生への道を進めていくのか、明らかになってきました。ブログをやりはじめてわかったんですが、その特徴として、「曖昧模糊とした自分の考えをまとめていくツールとしてもケッコー使えるんじゃないかなぁ~」と、感じています。「デジタル1眼レフを購入ついでにブログをする」みたいな、ごく簡単なノリでフォトブログを始められる方も多いと聞いていましたが、ようやくそのような感覚が、少しばかり理解出来てきた感じです♪たとえば、「復活再生」という言葉は、何かとてもなじみがあるのですが、このブログでも、くぼっちゃんⅡ号(PENTAXSP黒のカメラ)を復活再生することになって来ましたし、職業においてもそうした建設的なことをコツコツしていくのが、好きなのかもしれませんねっ。そう、考えが徐々にまとまって来るような気がします。
前回のお話で出たレイクォールのマウントアダプターを、早速購入。送料込みで5385円でした。工作精度が一番高いようですね。近代インターナショナル製(OEMらしい)とくらべても安いようです。
文字の塗装が、レンズの脱着ですでにハゲています(笑)が 、このアダプターをデジタル1眼レフPENTAX K100Dのマウントに取り付けます。
こんな感じになります。オールドレンズの装着も違和感なく、カッコよく決まりますね。
そして、使い勝手をよくするために、K100Dのカスタムセッティングをしますね。MENU→Cカスタム→Sレンズ使用時のFI→2利用可能にして、
レンズを装着して、K100Dのスイッチを入れると(^o^) レンズの焦点距離をセットする画面が出てくるので、装着レンズの55mmにあわせます。これは、マニュアルフォーカス時(ピントを合わせる時)に、赤のインジケーターが光り、「ピピッ!」って鳴ってフォーカスが合ったことを知らせる機能です。実用的に、ものすごくありがたい機能です。全世界のM42レンズを使えるようにサポートフォローしている感じがよく。もちろん、手ぶれ補正機能も可能。オールドレンズ使用前提のこの設計思想には、ホント感激ものですよ。
さらに、MENU→Cカスタム→絞りリングの使用→2許可にして、おくと何とすごいことに、絞り優先AE撮影が可能となります。実際の撮影では、スローカメラ撮影と言っても、マニュアルフォーカスで撮影し、マニュアル露出でいちいち露出情報を見てシャッタースピードと絞りを合わせるのって、いうのはめんどうですからね。このユーザーフレンドリーな配慮には、頭がさがります。
それから、さらにびっくりすることは、MENU→Cカスタム→MでAE-Lのボタン→2Tvシフトにするとね。画面下の説明どおり、「絞り値を固定のままシャッター速度をシフトし適正露出にします。」とあります。
これは、上記の絞り優先AE撮影で露出補正をしても適正露出が得にくい場合。たとえば明暗差が非常に大きい場合など、M(マニュアル露出)撮影に切りかえて使いますが、絞りリングの絞り値を決めておいて、被写体に向かいAE-Lボタンを押すと適正露出が得られやすくなっています。適正露出を得るために、微妙な使い心地があり、なかなか、マニアックな便利機能が内蔵されていますね。使いこなせば使いこなすほど、じわじわ味が出るっていう感じのカメラですね。
PENTAX愛好者のみなさんの気持ちが、少々分かって来たかも知れませんね。非常にユーザーフレンドリーな「心をくすぐるマニアックな機能」や「懐にもやさしい配慮」など、学ぶことが多く、ありがたい感じですねっ。
ますます、愛着がわいてきて楽しくなってまいりました。これで、ようやく、撮影に行けますね。このレンズがどんな描写をみせてくれるか、とっても楽しみです。(^o^)