☆昨今の経営経済状況は、飛行機でたとえるならば、「乱気流」の中を飛行している状態に近いのかも知れません。相当に舵取りが難しい状態が続いているのではないでしょうかぁ。
できることなら、ご縁があるお客さまには、順調に経営が上手くいって「商売繁盛」していただきたい!と強く願っているのですが、当然、順調な方もいらっしゃいますし、そうはならないことも中にはあります。当社がお世話させていただいた、お客様の店舗が「閉店」されたり「撤退」される方も出てまいります。
お客さま(どなたさまでも)は、それぞれ個
々の事情や問題をかかえつつも、みなさま頑張っていらっしゃることが非常によく分かります。個々の事情やかかえる課題や問題は、それぞれ違うので、その対応や処方箋もまたいろいろです。
昔から「七転び八起き」(七転八起)といわれるように、何度転んでも、屈せずに起きあがる精神性(マインド)が大事で、なぜ転んだのか、どこでつまずいたのか、つぶさに研究(反省)して、コツコツと努力して再起(再チャレンジ)を計られたり、その度に智恵を獲得して、大きな器になっていかれる優れた経営者もいらっしゃいます。そうした方との出会いも、ある意味感動的で、非常に学ばせていただくことの方が実は多いのです。
商売では、サービスの良さ、商品品質のよさ、使い心地のよさ、耐久性のよさ、安全性の高さ、経営効率のよさ、などいろいろなものがあると思いますが、そういう「良さ」が積み重なっていくことによって、道はひらけると言われています。
「もの」には自動車や機械などのように形があって目に見えるもの(ハード)と、映画やいろいろな技術など、形のない情報やサービス(ソフト)あり、こういう不況の時代には、とにかく汗水垂らして立派なものをつくり、そして説得力を持って、「それがいかに素晴らしいものであるか」ということを伝えていく事が大事ではないかと思います。