☆まえがき(2P)の終わりに、去年からの大ベストセラー『忍耐の法』に続いて、『智慧の法』を刊行することができて、ある意味、仏法の現代化に成功できたのではないかと思う。とあり、
【現代の陰陽道】を研究している私としては、【現代の仏法】が『忍耐の法』『智慧の法』の2冊でアウトラインが示されるというか、三次元の現実ライブでしかもストレートに学べることが、凡夫なりにもとてもうれしく、主エルカンターレのご慈悲を深く感じさせていただけて、本当にありがたい限りです。
たとえば、P41~P47には、
「自分が超一流の才能を持っている」と思っているような人は、得てして、努力を厭います。要領よく生きていくことを考えます。忍耐をせずに、飽きっぽい人生を生きます。簡単に結論が出ることを求めます。信仰においても、奇蹟が直ちに起きることを求めます。
しかしながら、私は、天上界の指導霊たちの総意を受けて、今、みなさんに伝えます。 天上界の人々は、一人ひとりの願いが、一気に、ただいま、叶うことばかりを望んでいるわけではありません。この地上における数十年の人生のなかで、忍耐と努力によって各人が魂を光らせつつ、実績を積み重ね、成功への道を歩むことを心の底より願っているのです。 天上界の人々は、すぐ近くまで来て、みなさんに、「行くべき方向はこちらである」ということをアドバイスしています。
しかし、「耐え忍び、努力し抜き、成果を手に入れ、他の人々の幸福を願う」ということを実践するのは、一人ひとりの人生においてであり、それが各人の権利でもあるのです。
「すべてが与えられることを望むのではなく、この世に生まれし幸福を、自ら少しなりとも他の人々に分け与えるような人生を歩んでほしい」と私は思います。
世界規模では、大きな問題があるでしょう。「戦争と平和」の問題も、「平和と繁栄の関係」の問題もあります。大きな大きな問題です。個人ではどうにもならないものだと思います。
しかしながら、私たちが、今、注意しなければならないことは、七十億人になりなんとする、この世界人口のなかで、間違った独裁者や専制者のような人が出てきて、多くの人々を間違った方向に導いていかないようにすることなのです。
そのためには、今述べたように、自立した一人ひとり、個人個人の「努力・精進と忍耐」「学習を続ける態度」が求められるし、そうした人を数多くつくれた国が、世界を守るのです。
「正しい認識」を持ってください。「正邪を分ける智慧」を持ってください。そうした人が出て来なければ、世界を正しい方向に導いていくことはできません。
そのような人を数多くつくっていかなければ、繁栄への道は開けていかないのです。今、たった一人の人が、世界を幸福にすることはできません。一人ひとりの人たちに、アドバイスすることはできますが、それは、「各人が、自らつかみ取っていく幸福であるのだ」ということを、どうか忘れないでほしいと思います。
「大きな政府」に頼るのではなく、各人一人ひとりが、人間としての質を上げなければなりません。そして各人の協力する力が、そのネットワークや組織が、大きな大きな流れをつくって国を高め、この国を平和で繁栄する国にしていくのです。
また、野心を持った国が現れたならば、その国の人々に対しても、「正しい道とは何であるか」ということを、きっちり教えることが大事です。
心が平和であり、精進のために、日々、忍耐の中を生きている人たちに対して、どのような悪口雑言、悪口や批判を浴びせかけても、その批判は、批判をした人たちのほうへ返っていきます。
真理とは、そのようになっているのです。
真理とは鏡です。
鏡に映っているのは、他人ではなくて、自分自身の姿で有り、自分たちの国の姿でもあるのです。
正しくありなさい。
正しき者は強くありなさい。
正しき者は善良でありなさい。
正しき者は繁栄しなさい。
繁栄のなかに、未来の平和を構築しなさい。
みなさんに期待しています。どうか、共に力を携えて、新しい「未来の時代」を建設してまいりましょう。
いやぁ~、少し読んだだけで本当に底知れぬ元気やパワーをいただけます。特に「現代の陰陽道」を実践で学んでいますと、
【 心が平和であり、精進のために、日々、忍耐の中を生きている人たちに対して、どのような悪口雑言、悪口や批判を浴びせかけても、その批判は、批判をした人たちのほうへ返っていきます。】
という一節が、仏光物理学の『波長同通の法則』の理解と共に、「長期的に見れば、なるほどぉ~、ああ、こういう風になっていくのかぁ~」と、国家間でも個人でも、本当にみごとにリアルに心の法則が働き「主よ、全くその通りです!凡夫の僕にでも少しは気付きを賜ることができました。ありがとうございます!」という風に、強く実感させていただいています。
今後、私にとって『忍耐の法』『智慧の法』の2冊は【現代の仏法】を学ぶための重要な位置づけの『法』になることは間違いありません。 明日もまだ重要な仕事があるので、まずはお正月休みにはゆっくり『智慧の法』を熟読したいですね。