大阪屋 たてものブログ

クラッシックネガで紫陽花

☆最近の休日は、ポタリング(自転車散歩)で、港区まで足を延ばして、弁天町界隈まで来ておりますが、今、季節の花の紫陽花が美しいので、目に付いたものがあれば、時折、自転車を止めて、撮るのも楽しいひとときです。

いつものFujiのデジカメX-E4+15-45mmで撮るのですが、紫陽花だけでは無く、画面を少し広めにとって、街の様子も一緒に写し込もうとすると、絞りのF値をF16に絞って、画像面の、手前の紫陽花から奥のビルまで全面にフォーカスが来るようにしました。

これをパンフォーカスと呼びますが、画像に立体感や、奥行きを出したい場合の常套手段というか定石の様なものでしょうねぇ。また後方には、引っ越しのトラックでしょうか?よく見ると、2台縦列で止まっていますよね。

冒頭の写真は、実際に見た目に近いフィルムシュミレーションのプロビア(スタンダード)です。これを基準にして比較検討して見てみます。

そして、2枚目の写真がフィルシュミレーションの「クラッシックネガで紫陽花」を撮った画です。色が転んでいるというか、花の色相が完全に変わっていますよね!葉っぱの緑が独特な深緑になり、落ち着いたノスタルジックな風合いになりますね!

人の好みで主観的な感想であるものの、カラーネガで撮影したプリントをアルバムに貼って、時間が経過し、少し退色したような独特の色調のように感じます。

これをどう活かして、自分の作風にしていくのかが、撮影者の腕の見せ所でもあるのですが、残念ながらふつうは、よく行っても「作例止まり」で終始するのが大半の常です。もちろん、私も含めて。

それでも、力まずに、こうして遊んでいるだけでも、私的「色調の世界」が豊かになって、少しづつでも広がっていくというか、何らか養われるものが、多々あるのでは無いかと思います。

アクロス(ネオパンSS)のモノクロームではこのように写ります。こうして、3枚の写真を見比べるだけでも、視覚的に自分の好みが明らかになるというか、単なるマイブームだけで過ぎ去るだけのことかも知れませんが、「クラッシックネガで紫陽花」を撮ると、「こ・の・よ・う・に・写るのかぁ~。」という事が印象に残りました。

たとえば、それが、何となく相性がよいとか、お気に入りの色調だと自らが認識し自覚してくるようになると、次に、

その印象に残った「クラッシックネガ」の色調に合う、被写体を無意識に選ぼう、探そうとして、自然に被写体を見ていくようになるものなのかも知れませんね。

絵でいうデッサンにあたる行為という位置づけの、スナップ写真で、フィルムシュミレーションを、色々試してみる段階も、自由で沢山の愉しみがあるものですよね。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

つづく。

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