大阪屋 たてものブログ

三密について

☆令和2年5月5日火曜日、晴れ。前回に続いて、再び、高野山、奥の院・弘法大師御廟 へお参りに行ってきました。次に、今回は「壇上伽藍」に向かいます。そして『三密について』少し思索したいと思います。

3密といえば、中国(中共)発、新型コロナウイルスの集団発生防止で、①密閉空間、②密集場所、③密接場面を、避けるための啓蒙として言われていることですが、極端にこれに囚われるよりは、「三密」を考えた方がよいでしょう。

高野山真言宗、真言密教で「三密」といえば、身(しん)口(く)意(い)のことです。

・身:身業(身体・行為)=正業 正しき行為 
・口:語業(言葉・発言)=正語 不妄語、不悪口、不両舌、不綺語の4つをチェック 
・意:意業(心・考え) =正思 「心の三毒」や「六大煩悩」のチェックをして、心の                執着を捨てる。

これを、HSの「正心法語」の、⑤解脱の言葉「仏説・八正道」の一節で、次のようにあります。

第五には正命をこそ反省せよ。正命とは、正思なる意業と、正語なる語業と、正業なる身業を統合したる境地なり、すなわち心を正し、言葉を正し、行いを正した生活なり、調和のとれた生活なり。

と、ある通りで、身・口・意とは、八正道では正命のことで、調和のとれた心の修行生活、霊的生活、信仰生活のことです。一般には、仏様、神様から見られていてもOK!をいただけるような、健康的な規則正しい生活と考えてよいと思います。

安倍晴明公も、はじめから「霊的生活」「信仰生活」を勧めておられますし、「コロナ禍の厄災をできるだけミニマムに押さえたい!」という考えも、陰陽師の神々、天照大御神様も共通していると思います。もちろん、純粋なエル・カンターレ信仰が世界に拡がることが前提ですが・・・。

たとえば、最近「自粛警察」と呼ばれる、そうした行為をする人が出て来ているということですが、それも「三密」にあてはめて冷静によくよく考えてみると、これが自粛によって抑圧された強いストレスの反動、 理性を欠いたやり場の無い怒りのはけ口となった行為で、危険な兆候だと思えて仕方がないですよね。

それらに類するネガティブなことも沢山ありますが、どうか「三密」を行じて上手にストレスを捨ててください。と、心の底から祈らずにはいられませんね。

そして、機会があれば、OSの「空海の霊訓」(精舎研修)を受けて、霊性を高めたいと思います。また、町石道のハイキングもしたいですね。すでに、それ用のウォーキングシューズを手に入れましたので・・・。ここしばらく不思議と高野山に足が向いていますが、実家が「真言宗」であるからかも知れませんね。

精妙な磁場の中、太陽の光を浴びて高野山の「壇上伽藍」を、カメラを持って散策させていただき、本当によい機会を賜れたと思います。

また、withコロナ・サバイバル時代には、何かと内省的になり易いので、 あえて分類すれば「反省」行になると思いますが、 『三密について』思索、思慧を深め、ご自身の悟りを向上させるチャンスでもあると思います。

何らかのご参考に、または、良い刺激に、気分転換に少しでもなれば幸いです。

今回もご覧いただきまして、本当にありがとうございます。心より感謝いたします。

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